本はごはん。
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仕事を早期退職したら、いきなり妻からの離婚宣言。
父、兄と些細な事で仲違い。そのまま父は逝去。そしてその兄も
病に冒されてしまいます。
そんな主人公の元に、兄から父の形見としてバイオリンが送られてきて、
そのバイオリンのルーツをたどり、イギリスへ。
そこで出会った女性との交流、遙か昔の淡い想い、そして家族というもの
への想いを新たにしていく物語。
この著者の一大テーマである「家族」というもの。そしてタイトルである
「茨の木」、ごつくて淋しげででもはななく美しい花を咲かせるという
この木は、「人生」を象徴しているのかな、と思います。
この著者の作品に出てくる多くの人は、深い哀しみを背負いながらそれでも、いやそれだからか、
とても優しい人が多い。単に優しい人を描くのではなく、その裏にある深い悲しみをきちんと
描いているから、すっと心に入ってくるのかなと思う。
今までの作品の中でいちばん、散文的というか、ストーリィの堅さ? 硬直性?のない、肩の力が
良い具合に抜けた感じのする作品。
「茨の木」 さだ まさし ★★★
父、兄と些細な事で仲違い。そのまま父は逝去。そしてその兄も
病に冒されてしまいます。
そんな主人公の元に、兄から父の形見としてバイオリンが送られてきて、
そのバイオリンのルーツをたどり、イギリスへ。
そこで出会った女性との交流、遙か昔の淡い想い、そして家族というもの
への想いを新たにしていく物語。
この著者の一大テーマである「家族」というもの。そしてタイトルである
「茨の木」、ごつくて淋しげででもはななく美しい花を咲かせるという
この木は、「人生」を象徴しているのかな、と思います。
この著者の作品に出てくる多くの人は、深い哀しみを背負いながらそれでも、いやそれだからか、
とても優しい人が多い。単に優しい人を描くのではなく、その裏にある深い悲しみをきちんと
描いているから、すっと心に入ってくるのかなと思う。
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良い具合に抜けた感じのする作品。
「茨の木」 さだ まさし ★★★
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