本はごはん。
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以前読んだこの著者の作品が、悪くはないけどもう一声、
と感じたもの
ですからあまり期待はしていなかったのです。
実際冒頭は中学生が主人公ということもあり軽めのスタート。
しかし読み進めるととんでもない作品でありました(良い意味で)。
おばあちゃんとおかあさん、そして従姉妹とその娘、女だけの五人暮らしの
女子中学生の主人公。淡い恋やコミュニティ、日常生活が綴られていくの
ですが、そこに時折、かつ突然挟まれる独白。
差出人と宛先が最初から明らかに判るものと、 まさかこれはと思うものと。
やがて女子中学生の目を通した日常と、それらの手紙が見事に修練していく
のですが、 その構成が鮮やかです。素晴らしい。
女というのは年齢に関係なく女で、女である以上女の哀しみというものが
常について回るもので、そんな女の哀しみとかそれゆえの強さとか優しさとか そういった
ことがほんのりしたユーモアに包まれて、うまく描き出されていると思います。
二部構成らしいので、もうひとつの作品も期待してます。
「こうふく みどりの」 西 加奈子 ★★★★★
ですからあまり期待はしていなかったのです。
実際冒頭は中学生が主人公ということもあり軽めのスタート。
しかし読み進めるととんでもない作品でありました(良い意味で)。
おばあちゃんとおかあさん、そして従姉妹とその娘、女だけの五人暮らしの
女子中学生の主人公。淡い恋やコミュニティ、日常生活が綴られていくの
ですが、そこに時折、かつ突然挟まれる独白。
差出人と宛先が最初から明らかに判るものと、 まさかこれはと思うものと。
やがて女子中学生の目を通した日常と、それらの手紙が見事に修練していく
のですが、 その構成が鮮やかです。素晴らしい。
女というのは年齢に関係なく女で、女である以上女の哀しみというものが
常について回るもので、そんな女の哀しみとかそれゆえの強さとか優しさとか そういった
ことがほんのりしたユーモアに包まれて、うまく描き出されていると思います。
二部構成らしいので、もうひとつの作品も期待してます。
「こうふく みどりの」 西 加奈子 ★★★★★
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