本はごはん。
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14件の殺人事件を追っています。
結構丁寧に追っているとは思うんですが、1冊に14件の事件が取りあげ
られているというところからも判るように、ひとつひとつの事件に割かれて
いるページが短かい。
今の時代、ネットで裁判状況なんかもかなり詳しく読めたりしますので
本にはやっぱりそれ以上の物を無意識に期待しています。
そういう意味では、渋谷のセレブ妻が夫を殺害した事件なんか特に、
ちょっと薄い感じで残念です。
逆に言えばどの事件もコンパクトに纏められていて全体像は掴みやすいん
ですが、ちょっとワイドショーチックな感じがしないでもない。
一方で、中国人妻が、自分の子供の幼稚園友達である幼児2人を刺殺して
しまった事件は、あまり報道されなかった(ように思う)部分や、背景にある
文化的思想的違いなどについても検証されていて、良かったと思います。
事件の背景にはそれぞれの家庭との確執が横たわっていたりするわけですが、どこの家庭にも
多少なりとも確執はあるわけで、その「確執」と「行為(殺人)」の間にはそれなりの壁も
あるんじゃないかと思うんですが、その「壁」を超えさせてしまうものって何なんだろう、
と考えてしまいます。
もちろん、そのひとそのひと、それぞれなんでしょうが。
「悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件」 新潮45編集部 ★★★
結構丁寧に追っているとは思うんですが、1冊に14件の事件が取りあげ
られているというところからも判るように、ひとつひとつの事件に割かれて
いるページが短かい。
今の時代、ネットで裁判状況なんかもかなり詳しく読めたりしますので
本にはやっぱりそれ以上の物を無意識に期待しています。
そういう意味では、渋谷のセレブ妻が夫を殺害した事件なんか特に、
ちょっと薄い感じで残念です。
逆に言えばどの事件もコンパクトに纏められていて全体像は掴みやすいん
ですが、ちょっとワイドショーチックな感じがしないでもない。
一方で、中国人妻が、自分の子供の幼稚園友達である幼児2人を刺殺して
しまった事件は、あまり報道されなかった(ように思う)部分や、背景にある
文化的思想的違いなどについても検証されていて、良かったと思います。
事件の背景にはそれぞれの家庭との確執が横たわっていたりするわけですが、どこの家庭にも
多少なりとも確執はあるわけで、その「確執」と「行為(殺人)」の間にはそれなりの壁も
あるんじゃないかと思うんですが、その「壁」を超えさせてしまうものって何なんだろう、
と考えてしまいます。
もちろん、そのひとそのひと、それぞれなんでしょうが。
「悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件」 新潮45編集部 ★★★
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