本はごはん。
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年末年始お風呂で読む本がなくて、いやまだ読んでない本は
たくさんあるのだけれども、あんまり重たいモノとかは読みたくなくて
どちらかというとサラリとしたものはないかと本棚を物色していたら
出てきました。
数年前に読んだ本で確か面白かった。ので再読です。
初出(単行本)は94年らしいので、もう15年前の本ですね。
著者の学生時代のアルバイト体験を通した青春の記、といったところ
でしょうか。
ガソリンスタンドを皮切りに、肉まん工場での気が狂いそうな単純労働や、
危険な製本工場、スタンドのホットドックやら居酒屋やら松茸梱包など、
実に様々なアルバイトを経験しています。
それぞれのアルバイトの描写も面白いんだけれど、それぞれのアルバイト先で出会った人や
そこで考えたことなど、もうこれでもかと言うくらいに面白い。
そして時々、「ぐっ」と胸が詰まるような場面をさらりと出してきます。
そしてこの本を読んで思ったのは、やっぱり学生時代には「肉体労働」というか、身体を使う
労働を必ず経験すべきなんじゃないか、ということです。家庭教師とか塾の教師ばかりじゃなくて、
販売員でもウエイターでも工場でもいいから、「身体で稼ぐ」ということを経験しておく
ことは大事なんじゃないかと。
読み返してもやっぱり面白い、貴重な本です。
「はたらく青年」 原田 宗典 ★★★★★
たくさんあるのだけれども、あんまり重たいモノとかは読みたくなくて
どちらかというとサラリとしたものはないかと本棚を物色していたら
出てきました。
数年前に読んだ本で確か面白かった。ので再読です。
初出(単行本)は94年らしいので、もう15年前の本ですね。
著者の学生時代のアルバイト体験を通した青春の記、といったところ
でしょうか。
ガソリンスタンドを皮切りに、肉まん工場での気が狂いそうな単純労働や、
危険な製本工場、スタンドのホットドックやら居酒屋やら松茸梱包など、
実に様々なアルバイトを経験しています。
それぞれのアルバイトの描写も面白いんだけれど、それぞれのアルバイト先で出会った人や
そこで考えたことなど、もうこれでもかと言うくらいに面白い。
そして時々、「ぐっ」と胸が詰まるような場面をさらりと出してきます。
そしてこの本を読んで思ったのは、やっぱり学生時代には「肉体労働」というか、身体を使う
労働を必ず経験すべきなんじゃないか、ということです。家庭教師とか塾の教師ばかりじゃなくて、
販売員でもウエイターでも工場でもいいから、「身体で稼ぐ」ということを経験しておく
ことは大事なんじゃないかと。
読み返してもやっぱり面白い、貴重な本です。
「はたらく青年」 原田 宗典 ★★★★★
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