本はごはん。
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前作「判長!ここは懲役4年でどうすか」に続く裁判傍聴記。
北尾氏の傍聴スタイルは、大事件を追うのではなく、小さな事件をひろいあげる
処にありますが、最後まで見届けるわけではないので結果的に判決はどうなった
のか不明な裁判も結構あります(結果が付記されているモノもありますが)。
やっぱり、いくつかは判決まで追っかけてレポートして欲しいなぁという気が
しないでもない。大事件でなくていいから。
しかし北尾節というか、相変わらずですね。独特の風合い、というかインパクト
のあるイラストと併せてなかなか楽しめます。
しかしちょっと気になるのは、
「やはり裁判というのは被告人が主人公だ(被害者は証人にならない限り出てこれない)」
みたいな記述があって、まあ法改正で被害者が求刑したり出来るようになってきたらしい
ですがそれでも、この記述はある現実の一端を示しているのでしょう。
反省の色もなく身勝手な理論を平気で振りかざし、思わずこの本のタイトルを叫びたく
なるような被告人も結構いますが、それなりの「演技」のできる被告人が傍聴人も含めた
裁判官その他関係者の「心情」を獲得できる余地があるのだとすると、裁判員制度は
ちょっとキケンなような気がしてしまいます。
「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」 北尾 トロ ★★★
北尾氏の傍聴スタイルは、大事件を追うのではなく、小さな事件をひろいあげる
処にありますが、最後まで見届けるわけではないので結果的に判決はどうなった
のか不明な裁判も結構あります(結果が付記されているモノもありますが)。
やっぱり、いくつかは判決まで追っかけてレポートして欲しいなぁという気が
しないでもない。大事件でなくていいから。
しかし北尾節というか、相変わらずですね。独特の風合い、というかインパクト
のあるイラストと併せてなかなか楽しめます。
しかしちょっと気になるのは、
「やはり裁判というのは被告人が主人公だ(被害者は証人にならない限り出てこれない)」
みたいな記述があって、まあ法改正で被害者が求刑したり出来るようになってきたらしい
ですがそれでも、この記述はある現実の一端を示しているのでしょう。
反省の色もなく身勝手な理論を平気で振りかざし、思わずこの本のタイトルを叫びたく
なるような被告人も結構いますが、それなりの「演技」のできる被告人が傍聴人も含めた
裁判官その他関係者の「心情」を獲得できる余地があるのだとすると、裁判員制度は
ちょっとキケンなような気がしてしまいます。
「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」 北尾 トロ ★★★
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