bookshelf 「サグラダ・ファミリア-聖家族」 中山 可穂 忍者ブログ
本はごはん。
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31951075.JPG.jpg  安達千夏と並んで、表現力の高い作家だと思う。
 とくにこのひとは、高いクオリティでディティールを掬い上げる。
 彼女は女性同士の恋愛を多く描くけど、恋愛小説としてとても上質。

 この作家のオススメはこの作品と、「弱法師」のなかの中篇「卒塔婆小町」。

 この手の本を読んでいつも思うのは、セクシャリティとは何か、ということ。
 「エロス」は「性愛」であって、「異性愛」ではなかったよな確か。

 エーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読んでも、飯田史彦の
 「愛の論理」を読んでも、やっぱり愛というものはセクシャリティごときに
 縛られてしまうようなヤワなもんじゃないんだろう。

そしてそして。あたくしにはそっち(ビアン)系の素養はあるのだろうか。
…ないな。


サグラダ・ファミリア-聖家族」 中山 可穂 ★★★★
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