本はごはん。
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悪名高き西太后です。
この本では彼女と彼女が生きた時代を、きちんとした史料に基づいて
描き出しながら、中国の統治システムにまで論を広げています。
「西太后の治世(清朝末期)は、現代中国の小規模実験工場(パイロット・
プラント)であった」
という著者の説はとても興味深いものがあります。
男性権力者と女性権力者との違いや、統治方法の種類など、そして西太后
その人に迫っていますが、「悪女」のイメージばかりが先行していた
彼女をきちんと評価していると思います。
恐らく彼女は著者の言うように、「支配欲」よりも、国母として敬われ贅沢できることが
目的であったのだろうと思いますが、それにしても数度の政権の危機を上手く乗り越えている
あたり、センスがあったのかカンが良かったのか…。
ただやっぱり中国ではまだ、彼女に限らず歴史を客観的に評価することは難しいみたいですね。
「西太后―大清帝国最後の光芒」 加藤 徹 ★★★★
この本では彼女と彼女が生きた時代を、きちんとした史料に基づいて
描き出しながら、中国の統治システムにまで論を広げています。
「西太后の治世(清朝末期)は、現代中国の小規模実験工場(パイロット・
プラント)であった」
という著者の説はとても興味深いものがあります。
男性権力者と女性権力者との違いや、統治方法の種類など、そして西太后
その人に迫っていますが、「悪女」のイメージばかりが先行していた
彼女をきちんと評価していると思います。
恐らく彼女は著者の言うように、「支配欲」よりも、国母として敬われ贅沢できることが
目的であったのだろうと思いますが、それにしても数度の政権の危機を上手く乗り越えている
あたり、センスがあったのかカンが良かったのか…。
ただやっぱり中国ではまだ、彼女に限らず歴史を客観的に評価することは難しいみたいですね。
「西太后―大清帝国最後の光芒」 加藤 徹 ★★★★
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