本はごはん。
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「スカイ・クロラ」シリーズの、時系列的には4巻目。
なんとも圧倒的。溜息しか出ない。
全巻通してミステリ的な要素が一番強い巻ではありますが、謎解きそのもの
にはあまり価値を見いだしません。「僕」がジンロウなのかカンナミか、
それともクサナギなのかについては、さほど重要だとは思わない。
それを解明することがこの本の主題ではないだろうし、つまりは誰でも
いいのではないかと(そう言いながら私はきっとこの「僕」は「彼女」では
ないかと思っているのだけれど)。
それにしても。
「自由」とか「大人」とか「子供」とか、「美しいということ」や
「自分とは」とか「記憶」とか「時間」とか「戦い」とか、
もう様々なことについて、シリーズを通して怒濤のように考えさせられ、ちょっと酔っぱらった
ような、心地よい酩酊を感じます。
押井守が非常に判りやすい平易な解説を書いていますが、そうか、アニメ映画の監督とは
このくらいかみ砕いて平易に表現する能力が必要なのだな、と思ったりしました。
あ、このシリーズはやっぱり「スカイ・クロラ」から(=刊行順に)読むことをオススメします。
「クレィドゥ・ザ・スカイ」 森 博嗣 ★★★★★
なんとも圧倒的。溜息しか出ない。
全巻通してミステリ的な要素が一番強い巻ではありますが、謎解きそのもの
にはあまり価値を見いだしません。「僕」がジンロウなのかカンナミか、
それともクサナギなのかについては、さほど重要だとは思わない。
それを解明することがこの本の主題ではないだろうし、つまりは誰でも
いいのではないかと(そう言いながら私はきっとこの「僕」は「彼女」では
ないかと思っているのだけれど)。
それにしても。
「自由」とか「大人」とか「子供」とか、「美しいということ」や
「自分とは」とか「記憶」とか「時間」とか「戦い」とか、
もう様々なことについて、シリーズを通して怒濤のように考えさせられ、ちょっと酔っぱらった
ような、心地よい酩酊を感じます。
押井守が非常に判りやすい平易な解説を書いていますが、そうか、アニメ映画の監督とは
このくらいかみ砕いて平易に表現する能力が必要なのだな、と思ったりしました。
あ、このシリーズはやっぱり「スカイ・クロラ」から(=刊行順に)読むことをオススメします。
「クレィドゥ・ザ・スカイ」 森 博嗣 ★★★★★
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