本はごはん。
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同書によると、「在宅死」は少しずつ増加の傾向にあるそうです。
まあ、「病院死」が必ずしも「スパゲッティ状態」とは限らないでしょう
けれども、それでも病院よりも勝手知ったる自宅の方が、私はいいなぁ。
しかし「看取る」経験、機会がどんどん失われていった結果、看取る「技術」
が失われつつあるそうで、この本には看取る「技術」や「覚悟」が紹介されて
います。
目前に死が迫っているときのサインとして、尿が出なくなることや呼吸の変化
があげられていますが、呼吸の変化は3段階あって、それぞれ詳しく説明され
ています。
いろんな看取りのケースが紹介されていますが、もうちょっと整理して
欲しいなぁというのが正直なところ。当然この問題に不可分でついてくる
「臓器移植」や「延命措置」などの問題や、
「在宅死」が少しずつ増えている要因のひとつに、「行き場がない」(=入院できない、
退院を促される)などの問題があることも、ほんとうにさらりとしか触れられていないし、
とにかくいろんな付随する問題がきちんと整理されておらず、ただただ経験談や取材内容が
羅列されているだけのようにしか見えません。
この本で紹介されている「死のサイン」を正しく受け止め対処することも大切ですが、病院で
死ぬか自宅で死ぬか、それ自体が問題なのではなくて、本人がどこでどんな風に最期を迎えたい
のか、そしてその希望を実現するためにはどうすればいいのかが重要で、
だからこそ、ドキュメンタリーといっても、関連する要素ももう少し整理して展開して
欲しかった。
まあ、それ以前に「死生観」が何より重要ではあるんですけれども。
「看取りのとき かけがえのない人の死に向き合う」 高橋 繁行 ★★★
まあ、「病院死」が必ずしも「スパゲッティ状態」とは限らないでしょう
けれども、それでも病院よりも勝手知ったる自宅の方が、私はいいなぁ。
しかし「看取る」経験、機会がどんどん失われていった結果、看取る「技術」
が失われつつあるそうで、この本には看取る「技術」や「覚悟」が紹介されて
います。
目前に死が迫っているときのサインとして、尿が出なくなることや呼吸の変化
があげられていますが、呼吸の変化は3段階あって、それぞれ詳しく説明され
ています。
いろんな看取りのケースが紹介されていますが、もうちょっと整理して
欲しいなぁというのが正直なところ。当然この問題に不可分でついてくる
「臓器移植」や「延命措置」などの問題や、
「在宅死」が少しずつ増えている要因のひとつに、「行き場がない」(=入院できない、
退院を促される)などの問題があることも、ほんとうにさらりとしか触れられていないし、
とにかくいろんな付随する問題がきちんと整理されておらず、ただただ経験談や取材内容が
羅列されているだけのようにしか見えません。
この本で紹介されている「死のサイン」を正しく受け止め対処することも大切ですが、病院で
死ぬか自宅で死ぬか、それ自体が問題なのではなくて、本人がどこでどんな風に最期を迎えたい
のか、そしてその希望を実現するためにはどうすればいいのかが重要で、
だからこそ、ドキュメンタリーといっても、関連する要素ももう少し整理して展開して
欲しかった。
まあ、それ以前に「死生観」が何より重要ではあるんですけれども。
「看取りのとき かけがえのない人の死に向き合う」 高橋 繁行 ★★★
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