本はごはん。
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少年鑑別所の教官経験のある著者による、少年鑑別所で出会った少女たちの
物語。実話ベースの小説、でしょうか。
うーん。難しいですね。
言ってしまえば著者は(過去の自分の苦い経験から)少女側に立っていて、
それこそ公務員の事なかれ主義的な考え方や、事務的な扱いをする同僚や
上司に対して憤りを感じていますが、
若さ故の熱意、ということもあるでしょうが、著者は少女達に昔の自分を
重ねていて、自分が救われる方法を一生懸命探しているようでもあります。
それが著者なりの対応のしかたとなって、少女達には確実に届いたよう
ではありますが。
ただこの著者は1年で退官してしまったようで何とも残念です。
自分の無力さを痛感してのことらしいですが、そもそも神様じゃなんだから、他人なんか
救えないと思うんですよ。本気でそう思っていたとしたらそれこそ傲慢です。
少年鑑別所の教官に限ったことではないですが、救いたいとか助けたいとか思いながら、
時には何も出来ない自分の無力さに打ちひしがれながらも、それでも続けていくことが
大切なんじゃないかと、そんなふうに思うのです。
「窓から見える小さな空―少年鑑別所の少女の叫び 」 西街 守 ★★★
物語。実話ベースの小説、でしょうか。
うーん。難しいですね。
言ってしまえば著者は(過去の自分の苦い経験から)少女側に立っていて、
それこそ公務員の事なかれ主義的な考え方や、事務的な扱いをする同僚や
上司に対して憤りを感じていますが、
若さ故の熱意、ということもあるでしょうが、著者は少女達に昔の自分を
重ねていて、自分が救われる方法を一生懸命探しているようでもあります。
それが著者なりの対応のしかたとなって、少女達には確実に届いたよう
ではありますが。
ただこの著者は1年で退官してしまったようで何とも残念です。
自分の無力さを痛感してのことらしいですが、そもそも神様じゃなんだから、他人なんか
救えないと思うんですよ。本気でそう思っていたとしたらそれこそ傲慢です。
少年鑑別所の教官に限ったことではないですが、救いたいとか助けたいとか思いながら、
時には何も出来ない自分の無力さに打ちひしがれながらも、それでも続けていくことが
大切なんじゃないかと、そんなふうに思うのです。
「窓から見える小さな空―少年鑑別所の少女の叫び 」 西街 守 ★★★
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