本はごはん。
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戦争体験記ですが、ちょっと変わっています。
著者は、父親が銀行や証券会社を経営し、麹町一番町という一等地に住み
(近隣は首相やらフォード日本支社長などのお家)、暁星に通うという
いわゆる良家の子息で、戦争中もあまり食べ物に困ったりはしなかった
ようです。
一方で、というかだから、というのか、箱根に居住していたドイツ軍兵士
たちとの交流(なんとこのドイツ兵たちは、宮ノ下の駅からアメリカの
戦闘機を銃撃した)や、B29の上に日本の戦闘機が馬乗りになった話など、
「え、そんなことあったの?」と思うような、あまり耳にしたことの
ない話がたくさんあります。
そして戦時中であろうが非常時であろうが、青年は恋をする。
恋をしながら、時には無気力になりながら、戦後の混乱期を生きていく成長譚でもあります。
全く古くささを感じさせず、読みやすい本でもあります。
こういう立場の人による戦争体験記はあまりないと思うので、いろんな意味で戦争の意外な
一面を知ることができると思います。
「歩調取れ、前へ! ―フカダ少年の戦争と恋 」 深田 祐介 ★★★★
著者は、父親が銀行や証券会社を経営し、麹町一番町という一等地に住み
(近隣は首相やらフォード日本支社長などのお家)、暁星に通うという
いわゆる良家の子息で、戦争中もあまり食べ物に困ったりはしなかった
ようです。
一方で、というかだから、というのか、箱根に居住していたドイツ軍兵士
たちとの交流(なんとこのドイツ兵たちは、宮ノ下の駅からアメリカの
戦闘機を銃撃した)や、B29の上に日本の戦闘機が馬乗りになった話など、
「え、そんなことあったの?」と思うような、あまり耳にしたことの
ない話がたくさんあります。
そして戦時中であろうが非常時であろうが、青年は恋をする。
恋をしながら、時には無気力になりながら、戦後の混乱期を生きていく成長譚でもあります。
全く古くささを感じさせず、読みやすい本でもあります。
こういう立場の人による戦争体験記はあまりないと思うので、いろんな意味で戦争の意外な
一面を知ることができると思います。
「歩調取れ、前へ! ―フカダ少年の戦争と恋 」 深田 祐介 ★★★★
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