本はごはん。
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自分が見たわけでもなく経験したことでもないことを、経験者以上に
表現するのが作家だとしたら、まさしく著者は本物の作家なのだと思います。
沖縄が舞台です。時折ひっかかる、決して読みやすいとはいえない文体は、
著者の「確信犯」であろうと思うし、その文体が非常に効果的に効いている。
ここには戦争の悲惨さはもちろん、沖縄の持つ悲哀、それに呼応してしまう
日系二世の苦労、そして極限に追い込まれた時の人間の哀しい本性が見事に
描き出されています。
特に極限状態の人間を描き出すのが(本作に限らず)上手い作家だと思う。
この作家は、「罪」というものを見続けているのかな。
戦争の罪というよりも、「人間そのものの罪」を。
「接近」 古処 誠二 ★★★★
表現するのが作家だとしたら、まさしく著者は本物の作家なのだと思います。
沖縄が舞台です。時折ひっかかる、決して読みやすいとはいえない文体は、
著者の「確信犯」であろうと思うし、その文体が非常に効果的に効いている。
ここには戦争の悲惨さはもちろん、沖縄の持つ悲哀、それに呼応してしまう
日系二世の苦労、そして極限に追い込まれた時の人間の哀しい本性が見事に
描き出されています。
特に極限状態の人間を描き出すのが(本作に限らず)上手い作家だと思う。
この作家は、「罪」というものを見続けているのかな。
戦争の罪というよりも、「人間そのものの罪」を。
「接近」 古処 誠二 ★★★★
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