本はごはん。
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「新撰組幕末の青嵐」の著者の作品ですが、こちらは新撰組を裏から
とういか、「御陵衛士」とか新撰組の中では監察担当の尾方に、
つまりは近藤、土方、沖田などのメジャー組ではなく、マイナー組に
スポットが当たっています。
「マイナー組」がメインといえど、というかそれなのにこの深みのある世界を
紡ぎ出すのは、もうすごいとしか言いようがない。
自分の正義を目指すひとと、それぞれについていくひとと、
どうすればいいのか判らないひと。
それぞれの正義、それぞれの矜持、それぞれの欲求。
翻弄されまくって、無力感だけが残る。
歴史に大きく名を残すこともなかった人々ですが、なんというか切ない。
全体的にかなり切ない。
ラストだけが、ささやかな救いです。
それにしても。
今回は脇役感のある土方ですが圧倒的存在感。
やっぱりこの人のすごいところは、自分は参謀役に徹しているところだ。やろうと思えば自分で
頭を張ることだって簡単だったろうに。
近藤の何が、土方をしてそうさせたのか。うーん、判らん。
「地虫鳴く」木内 昇 ★★★★
とういか、「御陵衛士」とか新撰組の中では監察担当の尾方に、
つまりは近藤、土方、沖田などのメジャー組ではなく、マイナー組に
スポットが当たっています。
「マイナー組」がメインといえど、というかそれなのにこの深みのある世界を
紡ぎ出すのは、もうすごいとしか言いようがない。
自分の正義を目指すひとと、それぞれについていくひとと、
どうすればいいのか判らないひと。
それぞれの正義、それぞれの矜持、それぞれの欲求。
翻弄されまくって、無力感だけが残る。
歴史に大きく名を残すこともなかった人々ですが、なんというか切ない。
全体的にかなり切ない。
ラストだけが、ささやかな救いです。
それにしても。
今回は脇役感のある土方ですが圧倒的存在感。
やっぱりこの人のすごいところは、自分は参謀役に徹しているところだ。やろうと思えば自分で
頭を張ることだって簡単だったろうに。
近藤の何が、土方をしてそうさせたのか。うーん、判らん。
「地虫鳴く」木内 昇 ★★★★
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