本はごはん。
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中村うさぎという作家は、ファンタジー小説は読んでいませんで
したが、買い物依存で出てきた頃はすこし読んでいました。その後
ホスト→整形→風俗と変遷していく毎に、少しずつなんとなく
読まなくなっていたのですが。
この本は女性がおこした、または巻き込まれた事件について、
彼女たちの心理を著者が推測した「仮説集」で、
ノンフィクション、ルポルタージュとは言えません。
それぞれの仮説はそれなりに説得力があり、そう感じるということは
自分にも思い当たる節があると言うことを認めている以外の何物でも
ないという痛い事実を認識せざるを得ないのですが。
「女という病」というタイトルですが、結局のところ人間は性別にかかわらず
「承認欲求」を満たすために生きているのであり、女性の特性としてその
「承認欲求」は「愛される」という形(方法)で満たそう、満たされるべきだとする傾向が高く
(または無意識のうちにそうすり込まれているケースが多く)、
「承認欲求」が「愛される」という形で満たされない、または致命的にその道が断たれると、
症状として「女という病」が発症するのではないかと思います。
思っていた以上に面白い本でしたが、連載していた当時のページ数の問題からか、
各事件とも致命的に短い。もう一歩掘り下げていただきたいところ。
「女という病」 中村 うさぎ ★★★
したが、買い物依存で出てきた頃はすこし読んでいました。その後
ホスト→整形→風俗と変遷していく毎に、少しずつなんとなく
読まなくなっていたのですが。
この本は女性がおこした、または巻き込まれた事件について、
彼女たちの心理を著者が推測した「仮説集」で、
ノンフィクション、ルポルタージュとは言えません。
それぞれの仮説はそれなりに説得力があり、そう感じるということは
自分にも思い当たる節があると言うことを認めている以外の何物でも
ないという痛い事実を認識せざるを得ないのですが。
「女という病」というタイトルですが、結局のところ人間は性別にかかわらず
「承認欲求」を満たすために生きているのであり、女性の特性としてその
「承認欲求」は「愛される」という形(方法)で満たそう、満たされるべきだとする傾向が高く
(または無意識のうちにそうすり込まれているケースが多く)、
「承認欲求」が「愛される」という形で満たされない、または致命的にその道が断たれると、
症状として「女という病」が発症するのではないかと思います。
思っていた以上に面白い本でしたが、連載していた当時のページ数の問題からか、
各事件とも致命的に短い。もう一歩掘り下げていただきたいところ。
「女という病」 中村 うさぎ ★★★
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