本はごはん。
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日本の技術力には定評があるようですが、しかしまあ、企業の継続年数と
いうのはなかなか面白い切り口ですね。
100年以上続いている企業を老舗と定義して20社近く紹介されていますが、
その背後にある日本の文化的、地理的特異性なども含めて考察されているため、
単なる長命企業レポートではなく「日本文化論」としての色合いもあります。
どの企業もユニークかつ個性的で、たいへん引き込まれます。
企業の良さと知名度は一致しているとは限らないということを改めて思い
出します。
老舗というと「古い」イメージですが、なんとみんな最先端の技術を持っている
のが何ともすごい。「最先端を走る企業」は「新しい企業」というイメージ
でしたが、それは「老舗」だったんですね。
なんか「歴史」とか「看板」で商売しているように勝手に思いこんでいましたが、常に新しい
ことをしてきたから、生き残って老舗になったんですね。
ハイテクの象徴であり、軽量、小型化、超多機能化を実現しているケータイをひとつのテーマ
にしているため、製造業の老舗企業が中心です。なので小売業(デパート)とか旅館とか、
サービス業の老舗企業編も読みたいんですが、同時に、
この本はとても軽く書かれていて読みやすい反面、もっと深く追求してほしいし、追求できる
テーマ(企業文化人類学みたいな)だと思うので、是非とももっと突っ込んだバージョンを
期待します。
本の中で紹介されている韓国人の学者が書いた『「縮み」指向の日本人』という日本人論がある
らしいのですが、非常に興味をそそられました(ちょっと古いみたいですけどね)。
「千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン 」 野村 進 ★★★
いうのはなかなか面白い切り口ですね。
100年以上続いている企業を老舗と定義して20社近く紹介されていますが、
その背後にある日本の文化的、地理的特異性なども含めて考察されているため、
単なる長命企業レポートではなく「日本文化論」としての色合いもあります。
どの企業もユニークかつ個性的で、たいへん引き込まれます。
企業の良さと知名度は一致しているとは限らないということを改めて思い
出します。
老舗というと「古い」イメージですが、なんとみんな最先端の技術を持っている
のが何ともすごい。「最先端を走る企業」は「新しい企業」というイメージ
でしたが、それは「老舗」だったんですね。
なんか「歴史」とか「看板」で商売しているように勝手に思いこんでいましたが、常に新しい
ことをしてきたから、生き残って老舗になったんですね。
ハイテクの象徴であり、軽量、小型化、超多機能化を実現しているケータイをひとつのテーマ
にしているため、製造業の老舗企業が中心です。なので小売業(デパート)とか旅館とか、
サービス業の老舗企業編も読みたいんですが、同時に、
この本はとても軽く書かれていて読みやすい反面、もっと深く追求してほしいし、追求できる
テーマ(企業文化人類学みたいな)だと思うので、是非とももっと突っ込んだバージョンを
期待します。
本の中で紹介されている韓国人の学者が書いた『「縮み」指向の日本人』という日本人論がある
らしいのですが、非常に興味をそそられました(ちょっと古いみたいですけどね)。
「千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン 」 野村 進 ★★★
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