本はごはん。
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彼の生き方や人生そのものがもうドラマのようでありますが。
俳優「松田優作」。
初めは、元奥様が著者であるため確かに素の松田優作が描かれているの
かもしれないけど、文章のプロではない人が描いたのだとするとちょっと…と
躊躇しましたが、それは全く杞憂でした。ノンフィクション・ライターとして
自立されているとは知りませんでした。
松田優作が帰化申請のときに書いた「(帰化の)動機書」の文章が、
胸を突きます。
彼にここまで書かせた当時の社会背景と、それによって彼が受けたであろう
心の傷に、ほんとうに胸が詰まります。
役者として譲れない信念と、それと裏腹のような人間としての弱さ。
走り抜けるように生き急いでしまった彼と、いつしか彼のペースについてこれなくなってしまった
廻りの人たちとのあいだに出来てしまった溝に、人一倍寂しがり屋の彼が何とも思わなかったことは
ないと思うのですが、でも彼は自分の走るペースを落とすことは出来なかったのでしょう。
それにしても。桃井かおりはやっぱりイイオンナですね。
「越境者 松田優作」 松田 美智子 ★★★
俳優「松田優作」。
初めは、元奥様が著者であるため確かに素の松田優作が描かれているの
かもしれないけど、文章のプロではない人が描いたのだとするとちょっと…と
躊躇しましたが、それは全く杞憂でした。ノンフィクション・ライターとして
自立されているとは知りませんでした。
松田優作が帰化申請のときに書いた「(帰化の)動機書」の文章が、
胸を突きます。
彼にここまで書かせた当時の社会背景と、それによって彼が受けたであろう
心の傷に、ほんとうに胸が詰まります。
役者として譲れない信念と、それと裏腹のような人間としての弱さ。
走り抜けるように生き急いでしまった彼と、いつしか彼のペースについてこれなくなってしまった
廻りの人たちとのあいだに出来てしまった溝に、人一倍寂しがり屋の彼が何とも思わなかったことは
ないと思うのですが、でも彼は自分の走るペースを落とすことは出来なかったのでしょう。
それにしても。桃井かおりはやっぱりイイオンナですね。
「越境者 松田優作」 松田 美智子 ★★★
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