本はごはん。
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「夜空のむこう」に引き続き、香納諒一先生です。
なんというんでしょうか。「夜空のむこう」も、この
「タンポポの雪が降ってた」も、とくにものすごい展開があるわけじゃ
ないんですが、何とも質が良い短編集であります。
この著者の作品は、未だ上記の2冊しか読んでない(「ハードボイルド・
ミステリー」で有名な著者のようですが、そっち系の作品は全く未読)
ので言い切れないのですけども、
この著者のテーマは「孤独」なのかなと思いました。
誰にでも「孤独」はつきものですが、そしてその「孤独」のとらえ方や
あり方は人それぞれで、
そして同じ人でもその時々によって、つまりは年を重ねていく毎に
抱える「孤独」は変わっていくものであり、その「孤独」との対峙の仕方が
その人の生き方でもあったりするのだと思います。
この短編集の中には「回想」ものがいくつか収められていますが、「回想」とはつまり
自分が「孤独」とどのようにつきあってきたかを検証する作業でもあるのかも。
作品の中にもちらりと出てきますが、若い時分の「孤独」は、何よりも「残酷さ」と密接ですね。
若さ故の怖いモノ知らず、傲慢さ、積極性なんかが背後にあったんだろうなぁとしみじみ
思いました。
「タンポポの雪が降ってた」 香納 諒一 ★★★
なんというんでしょうか。「夜空のむこう」も、この
「タンポポの雪が降ってた」も、とくにものすごい展開があるわけじゃ
ないんですが、何とも質が良い短編集であります。
この著者の作品は、未だ上記の2冊しか読んでない(「ハードボイルド・
ミステリー」で有名な著者のようですが、そっち系の作品は全く未読)
ので言い切れないのですけども、
この著者のテーマは「孤独」なのかなと思いました。
誰にでも「孤独」はつきものですが、そしてその「孤独」のとらえ方や
あり方は人それぞれで、
そして同じ人でもその時々によって、つまりは年を重ねていく毎に
抱える「孤独」は変わっていくものであり、その「孤独」との対峙の仕方が
その人の生き方でもあったりするのだと思います。
この短編集の中には「回想」ものがいくつか収められていますが、「回想」とはつまり
自分が「孤独」とどのようにつきあってきたかを検証する作業でもあるのかも。
作品の中にもちらりと出てきますが、若い時分の「孤独」は、何よりも「残酷さ」と密接ですね。
若さ故の怖いモノ知らず、傲慢さ、積極性なんかが背後にあったんだろうなぁとしみじみ
思いました。
「タンポポの雪が降ってた」 香納 諒一 ★★★
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