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本はごはん。
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32309194.jpg  面白い。
 短編種ですがどれも戯曲風に書かれていて、文章でもとても面白いのだけれど
 これ、イッセー尾形が演じてくれたりしたら最高に面白いと思う。

 「はたらく青年」に描かれていた著者のバイト経験がベースになっていると
 思われますが、

 誰も彼も明るいんだけどちょっとクセがあって、でもよくよく耳を傾けて
 いると、ビルの夜間清掃のアルバイトを束ねるおじさんには移民先の
 ブラジルで辛酸を舐めた過去があり、

 老歯科医のおばあさんは、自分自身の被爆とそれによってたくさんの
 友人知人を無くした過去が、

 そして、あっけらかんと明るく笑い飛ばしながらも、それぞれがそれぞれの過去をバネに
 苦労を重ねて生きてきた軌跡が、じんわりと胸に染み、力が沸いてくるようにも思うのです。

 とくに、3つめのアメリカ人和尚と著者(と思われる)とのやりとりが、豪快でそして深いです。
 短い独り芝居の戯曲のなかに、沢山のものが詰まっている短編集です。


私、という名の人生」 原田 宗典 ★★★★★
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135281.jpg  硫黄島の総指揮官として、5日で陥落できると思っていた米軍の攻撃に
 36日間耐え続けた栗原忠道の素顔に迫っています。

 戦記物は得てして、戦場でのその人であったり、または英雄的に描き上げ
 られてしまったりと、「軍人」としての描かれ方が中心で、「個人」、
 「そのひとそのもの」に迫るものは以外と少ないと感じていましたが、

 この本は戦場で彼とともにあった人々の証言はもちろん、故人の多数の
 書簡から、栗原忠道という人を公私両面から描き出しています。

 「名誉の自決」だの「美学」などという美辞麗句にに逃げず、現実を正面
 から受け止め、信念をもって決断を下し実行する。それは、「玉砕禁止」
 など、一見兵士にとっても良いことであるかのように感じますが、

 水も食料もなく、硫黄や屍臭の充満する地下壕でただひたすら反撃の時を待つという、
 玉砕よりも更に厳しい「生」を強いるものであり、そして彼は常にその先頭に立ち続けた
 厳しさを持つ一方、

 家族に宛てた多数の書簡の中には、家族のアカギレや台所のすきま風などについて、実に
 愛情細やかに案じており、

 本当の優しさというのは、(哀しみを)引き受ける覚悟と強さを持った人しか持ち得ない
 のではないか、そしてその優しさがまたその人を強くするのではないか、そんな風に思えて
 きます。

 大本営のダメさ具合については大抵の第二次世界大戦検証本に書かれていますが、それに
 してもどーしようもないですね日本という国は。そしてじゃあ今現在、この途方もない犠牲を
 活かせているのかと考えれば、あまり変わってないように思うのは私だけでしょうか?

 丁寧な取材を積み重ね、構成も巧みでルポルタージュとしても秀逸だと思います。


散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道」 梯 久美子 ★★★★★
9784334035310.jpg  なぜかあたくし、幼稚園と大学がミッション系で(といってもキリスト者では
 ない。全くのたまたま)、幼稚園では「めでたしせいちょうみちみてるまりあ…
 だっけ?)」と意味もわからずお経を唱えるようにお祈りさせられ、

 大学ではなにしろ「キリスト教概論」が必修科目でしたから、学問として
 キリスト教を学び(余談ですがすごく面白かった)聖書も読み、従って
 キリスト教については多少の知識があるつもりなのですが、これが仏教と
 なると。

 空海関連でちらりとさらった程度のものしかないので読んでみます。

 さすがに新書一冊で仏教の全てが判るとは行きませんが、「苦」ということや
 「利他的」の本当の意味、そして誰でも「仏性」を持っていることなど、
 判りやすく解説されています。

 特に、前書きで「自己執着の時代」と表現されている自己愛の天下のような現代、一般的に
 「尊い行動」ですら利己的な動機から発動されるこの時代、正しい利他心の持ち方を知ることは
 非常に重要だと思います。
 犍陀多の蜘蛛の糸は何故切れたのか、を。


大人のための仏教童話 人生を見つめなおす10の物語」 東 ゆみこ ★★★
Book_Photo_9_0.png.jpeg  TV金沢がドキュメンタリー番組として放送したものを書籍化した
 もののようです。

 この病院では末期患者の願い、それは「娘の結婚式に出席したい」とか
 「パチンコへ行きたい」とか「姉に会いたい」とか人それぞれですが、
 そういった願いを病院を挙げて実現するのだそうです。

 同時にそういった行為が病院経営を激しく圧迫しているそうで、そりゃ
 そうでしょう、と思います。現在の医療制度は、「患者の精神状況の
 改善による病状の好転」とか「残された日々の生活の質(クオリティ)」
 なんかは一切認めていませんし。

 にもかかわらず、患者の願いをかなえる「おでかけ」に救急車まで動員し、
 勤務中および勤務明けや休暇日のスタッフまでが付き添う体制が作れて
 いたり、患者が病室を茶の間のようにしてしまうことすら受け入れる要因の
 ひとつは、

 この病院が地域の人々の出資を基に成り立っているからだろうと思う。それが利潤追求よりも
 地域の人たちへのサービス還元へと向かわせる。

 そしてもうひとつ、こちらのほうが大きな原動力になっていると思うのだけれど、医師や
 看護師達が揃って「患者との『おでかけ』は楽しい」と感じていること。
 本当にそう思っていなければ休日を返上して、高いリスクを伴う患者の外出に付き合えない
 だろう。

 地域、患者、患者の家族との信頼関係を確立しているということも、訴訟を恐れて医療が迷走する
 この時代、とても貴重だと思う。
 
 それにしても。
 今の時代、死ぬのも大変です。


笑って死ねる病院」 テレビ金沢 編 ★★★
32325641.jpg  「八朔の雪―みをつくし料理帖」の続編です。続編というか、
 シリーズものになるのかしら?

 前作より「説明臭さ」みたいなものがかなり軽減されてきているように
 思います。

 相変わらずいい人達ばっかりで、傷つきながら強くなっていく過程が
 さわやかに描かれていて、読み物として上質です。
 そして伏線の貼り方がうまいなぁ、と思う。

 あまりべたべたの人情ものは好きではないのですが、この作品はきりり
 とした筋が通っていて、

 たとえば、貧しさを背負って必死に働く幼い奉公人に対して新しい着物をあてがって
 やりたいと思いながらもそれを実行には移さない。たった着物一枚で簡単に自己満足も
 得られれば、恩も売れる。
 なによりその幼い貧しい姿を眼にして自分の心が痛む毎日からも解放されるのに。 

 そういった揺るぎない部分が丁寧に描き込まれているところがいいです。

 前作では仄めかされていた「恋」が今回はっきり「恋心」として認識されていますが、
 この、A は B が好きなんだが B は C が好きで、でも C が好きなのは D…
 これをどうするつもりなのか楽しみです。

 一方で、この著者の「出世花」を読んだときにも思ったのですが、完璧にいい人が揃っている、
 という設定ではなくて、たとえばどーしようもないひとだとか、勧善懲悪的ではないもの、
 そんなものも読んでみたくなります。


花散らしの雨 みをつくし料理帖」 高田 郁 ★★★★
00431024.jpg  常々、小説家という職業の方々は同業他者の作品をどのように読んで
 いるものであろうか、と思っていたので手に取ってみました。

 同じ意味を持つ言葉の中でも、何故この言葉を選んだのだろうとか、
 漢字で表す場合とひらがなで表す場合の違い、
 または同じ「きく」ということでも「聴く」または「聞く」と表す場合の
 違い、そして、
 

 小説を読んでいて感じる、
 「ああこの説明過多は、作家は読者に誤解(誤読?)されることを
  恐れているのだな」とか
 「ああこの作家は、『ついてこれるやつだけついて来い!』という
  スタンスだな」とか

 「ああこの作家(作品)は、どちらを突き詰めることも出来ず結局双方から逃げてしまったな」とか
 「ああこの著者は読者の読解力をまったく信じていないのだな」など、

 読みながら頭の中で自動処理していた事々を、夏目漱石などの名作を例にきちんと整理して
 くれています。

 そういう意味では「新しい発見」はあまり無かったんですが、

 文章というものは作家の手を離れた時から一人歩きをはじめ、読者は自分の読みたいようにしか
 読まないし、自分の理解の範囲でしか理解できないということを、

 「読者は読みながら小説を書く。読者の数だけ小説は書かれる」

 と表現していて、なるほどこれは上手い表現(言い換え)だなぁと感心しました。

 太宰の「人間失格」については説明がまどろっこしい(一般的には丁寧と言う)けど正鵠。

 樋口一葉の「たけくらべ」に付されている付記に驚いた。
 「雅俗折衷体は樋口一葉にしか書けない」という文章を文字通りに受け止めるひとがいるのか。
 それは先達に対する尊敬の念と「たけくらべ」という作品に対する賞賛の表現であることすら
 (いくら抜粋とはいえ)理解できないほど、国語力は落ちているのか。

 林芙美子の「放浪記」に対する著者のひっかかりが、私には全然理解できない。

 何故かと考えてみれば作家というイキモノは文体を「計算しているのか」。
 著者は「文体には作家の明確な意図がある」と考えているように見受けるのだけれど、

 太宰の読点の打ち方も樋口一葉の動詞ではじまり台詞で終わる文章も、もともと作家の
 中にある「リズム」みたいなものが、身体から渾々と湧き出てくる抑えがたい鼓動みたいな
 ものがあって、

 推敲するということはそのリズムを更に尖らせたり凸凹をつけたりして磨き上げること、
 つまりは最も自分にぴったりくるリズムに仕上げることなんじゃないかと思うのだけれど、
 それって「明確に意図」していて、「明快に言語化」できるとは限らないんじゃないかしら。

 と、思ったりするのだけど。


小説の読み書き」 佐藤 正午 ★★★
9784166607167.jpg  「洒脱な文章」とは、まさしくこういう文章をいうのではなかろうか。
 シニカルを装って逃げるのではなく、見なかったふりをするのでもなく、
 ユーモアを交えながら、時としてそのユーモアが辛辣な皮肉にもなっている。

 雑誌『諸君!』に匿名で連載されたものからの抜粋ですが、この30年間に
 起きた事ごとに対し、鋭い視線で切り込んでいます。
 
 なかでも繰り返し語られるのは「朝日新聞」に対する憤り。

 「今の世に新聞記者はいない。いるのは新聞社員のみである(抜粋)」という
 説には、ああなるほど、と素直にうなずいてしまう。やはりジャーナリズムは
 とっくの昔に死んでしまった。

 しかし著者がこれほどまでに朝日新聞に舌鋒鋭く切り込むのは、
 ジャーナリズムの復活を祈っているからなのではないか。
 それが絶望的なことであると知りながらも。

 闘病中とのこと。快復をお祈りしております。


完本 紳士と淑女 1980‐2009」 徳岡 孝夫 ★★★★
32309308.JPG.jpeg  すごい作家が出てきた。

 読後、複雑なんて言葉では表しきれないようなさまざまな感情の坩堝に
 放り込まれます。なんとも整理がつかない。

 主人公の女性ははっきり言えば「嫌な女」で、結婚はしていないものの
 相手の男性に経済的に頼り切って生きていながら、相手にひどい言葉
 を浴びせ続け、どうやらそうすることによってなんとか精神的なバランスを
 保っているらしい。

 その男性に同情はするものの、描写されるその男性には生理的嫌悪感を
 ぬぐいきれず、またどんな仕打ちを受けようと甘やかし続けるその態度に
 更なる嫌悪感が増幅されていきます。

 そんな、解説で言うところの「愛せない男と共感できない女」、そういう(必ずしも読みやす
 くはない)設定でありながら、しっかり読ませる筆力。

 醜悪な部分ですらも乾いた目線で淡々とリアルに綴られていく世界の果ては、優しさという
 ものはこんなにも哀しいものなのか、と。

 もしかしたら哀しみを伴わない優しさは、本当の優しさではないのかもしれない。


彼女がその名を知らない鳥たち」 沼田 まほかる ★★★★★
978-4-591-11192-5_o.jpg  実話がベースのようですね。
 ドキュメンタリーかノンフィクションみたいな感じかなぁと思って
 いましたが、「私小説」というのがぴったりなように思います。
 
 絶望的な病を背負い、その最後の数ヶ月間の交流を描いていますが、
 このような不思議な縁みたいなものがあるのだなぁ、と思います。
 これが小説だったら「ちょっとこれは都合が良すぎるのでは」と思って
 しまうような。

 タイトルにもなっている「優しさ」の本当の意味を考えさせられます。

 4編の短編は「死」から「誕生」へと繋がっていきますが、
 「死」を看取り「誕生」を迎え、やがて自分も死んでいく。
 人生というのはつまるところ、それだけなのかもしれません。

 だからこそその合間に挟まっている「出会い」とか、何を見て何を聴き、何を成すのかという
 ことに、意味があるのかもしれません。


優しい子よ」 大崎 善生 ★★★★
978-4-591-11195-6_o.jpg  はい、また「猫もの」に手を出しました。

 ウッドストックで夫と猫と暮らしている著者の、猫を中心としたエッセイ
 です。この著者の「玉手箱」という短編集を読んだことがあって、
 悪くないと思った記憶もあったので。

 結果からいますと、親ばか炸裂(まあこれは猫系のお約束)はもちろん
 ですが、猫のいる生活から透けて見えるのは異国での違和感や寄る辺のなさ、
 そして(時には積極的な)差別や悪意との遭遇。

 自分の経験と照らし合わせても、猫(に限らず犬なんかもそうかも
 しれませんが)は自分が弱まっているときに絶大なる存在感と絶対的信頼感
 で支えてくれますね。どうしてこうも一途に想ってくれるんでしょうか。
 人間なんて簡単に心変わりするのに。

 ウッドストックでの美しい自然と愛する夫、そして猫のいる生活。
 羨ましい。


愛しの猫プリン」 小手鞠 るい ★★★
51NY6C9GXDL.jpg  今更感がなくもないですが読んでみました。
 ジブリのアニメより大人しめの展開ですが、そのぶんじんわりと心に染みる
 感じですね。

 魔法使いといいながらも、空を飛ぶことくらいしか魔法が使えないところが
 かえって親近感の沸く設定となっているように思います。
 
 そこには、ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラしたり、そしてまた
 ちょっとした優しさに触れて元気になったり、ふつうの女の子の成長が
 描かれています。

 子供のウチに読みたかったなぁ。


魔女の宅急便」 角野 栄子 ★★★
cd8b4bd5a03c47eb92fa68b37dbc73696d6ae1d0_1.jpeg<br />  死を目前にした患者の願いをひとつだけかなえてくれるー。
 そんな設定の連作短編集です。
 
 しかし短編が進むにつれ、その噂の本当の意味はー。
 というミステリ風の要素も加わっています。

 死を目の前にしたからといって、人は聖人になれるわけではなく、恨み
 とか復讐とか強い負の感情に飲み込まれることだってあるでしょう。
 むしろ、「死の恐怖」と対峙するためには、強い負の感情を必要とする
 ことだってあるのかもしれません。

 死を目の前にしたからといって、いきなり世の中すべてが清い物に見える
 わけでも、今までの自分の人生の全てを肯定できるワケでもないでしょう。

 そういったことを正面から描いており、単純に死を巡る場面を美化していないところが
 とても評価できます。

 ただ、このラストはどうなんだろう…。ラストでいきなり青春小説になっちゃったような。
 「死を美化しないが故の後味の苦さ」で突っ走って欲しかったように思います。


MOMENT」 本多 孝好 ★★★
c343ca04.jpeg  「記憶」について、それは事後情報が付加されて変形してしまったり
 現在の心理状況によって変化してしまったり、また、まったく経験していない
 ことについても「記憶」として刻みつけられてしまうこともあるなど、主に
 記憶の「危うい部分」について解説しています。

 一時期、アメリカで多重人格者が多発(?)した直後くらいに、心理療法を
 うけて幼児期の虐待記憶がよみがえり、親を告発するという事件が相次ぎ、
 しかしそれは、心理療法によって「あとから植え付けられた記憶」で、
 虐待の事実は無かった、というケースが少なからずあったことを覚えています。

 それらのケースや、浜田 寿美男氏の著作などからも引用しつつ、
 同時にとても身近な例を引いて説明しているので、とても判りやすい。

 しかしながら、もう一歩突っ込んた深い部分も展開して欲しかった。
 まあ新書ですしね。しょうがないかな。


記憶はウソをつく」 榎本 博明 ★★★
128781.jpg  ここまで容赦のない青春小説も珍しい。

 パラレルワールドものですが、主人公が紛れ込んだ世界には、彼の元々の
 世界には存在していなかった「姉」がいて、それがまるで彼とコインの表裏
 のような性格。

 その世界で彼は、若さ故の自意識、根拠無きプライド、傲慢さなんかを、
 完膚無きまでに叩きのめされます。

 しかし。コインの表裏ということは、一体だということ。
 そして、生きるってことは確かに、

 「失望のままに終わらせるか、絶望しながら続けるか」

 かもしれないけれどそれでも。

 まだまだ取り返しはつくとおもうよ。

 自分の存在価値に疑問をもったことのないひとなんて、いないんじゃないかな。


ボトルネック」 米澤 穂信 ★★★★★
32289603.JPG.jpeg  タイトルを見たとき、「一体何のこっちゃ?」と思いましたが、
 言うなれば「糖尿病ドキュメンタリー」いや、「糖尿小説」です。

 幸いながら現在のところ糖尿病には罹患しておらず、周りにも該当者が
 いないので、言葉は知っていてもその実際のところは知りませんでしたが、
 
 1型と2型があって、すごくおおざっぱに言うと「2型は本人の不摂生」
 「1型はウイルス感染などによる免疫反応(=不摂生が原因ではない)」
 とか、しかし2型と1型の中間というか2型から1型へ移行(?)する
 タイプもあるらしいとか、

 未だに糖尿病の全てが解明されているわけではないなどの医学的なことや、
 糖尿病を患っている人の日常などが展開されていますが、
 
 著者は当初、厳しいまでの食事管理を実施しますが、その食事管理に振り
 回されイライラしたり妻とぶつかったりしながら、やがて肩の力が抜けて、
 適度に管理していくすべを、つまりは糖尿病との付き合い方を身につけていく
 過程が描写されています。

 それにしても。
 糖尿病にならないように気をつけるに越したことはない、それに尽きると思います。


シュガーな俺」 平山 瑞穂 ★★★
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