本はごはん。
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死を目前にした患者の願いをひとつだけかなえてくれるー。
そんな設定の連作短編集です。
しかし短編が進むにつれ、その噂の本当の意味はー。
というミステリ風の要素も加わっています。
死を目の前にしたからといって、人は聖人になれるわけではなく、恨み
とか復讐とか強い負の感情に飲み込まれることだってあるでしょう。
むしろ、「死の恐怖」と対峙するためには、強い負の感情を必要とする
ことだってあるのかもしれません。
死を目の前にしたからといって、いきなり世の中すべてが清い物に見える
わけでも、今までの自分の人生の全てを肯定できるワケでもないでしょう。
そういったことを正面から描いており、単純に死を巡る場面を美化していないところが
とても評価できます。
ただ、このラストはどうなんだろう…。ラストでいきなり青春小説になっちゃったような。
「死を美化しないが故の後味の苦さ」で突っ走って欲しかったように思います。
「MOMENT」 本多 孝好 ★★★
そんな設定の連作短編集です。
しかし短編が進むにつれ、その噂の本当の意味はー。
というミステリ風の要素も加わっています。
死を目の前にしたからといって、人は聖人になれるわけではなく、恨み
とか復讐とか強い負の感情に飲み込まれることだってあるでしょう。
むしろ、「死の恐怖」と対峙するためには、強い負の感情を必要とする
ことだってあるのかもしれません。
死を目の前にしたからといって、いきなり世の中すべてが清い物に見える
わけでも、今までの自分の人生の全てを肯定できるワケでもないでしょう。
そういったことを正面から描いており、単純に死を巡る場面を美化していないところが
とても評価できます。
ただ、このラストはどうなんだろう…。ラストでいきなり青春小説になっちゃったような。
「死を美化しないが故の後味の苦さ」で突っ走って欲しかったように思います。
「MOMENT」 本多 孝好 ★★★
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