本はごはん。
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どうもこの著者と私はあまり相性がよくないのか、「ツボ」が
微妙にずれているのか。
絶賛されているらしい連作短編集ですが、しかもテーマが「死」
で、逝く人、残される人、そして再生という私の大好きなテーゼ
であるにもかかわらず、悪くはないんだけどどうもいまひとつ
ぴんと来ないと言うか、物足りないと言うか…。
強いて言えば、ちょっときれい過ぎる感じかなぁ。
たとえば、夫と子供を残して逝った妻が残したたった一言だけの手紙、
それはとてもいいと思うのだけれど、それを受け取った夫の衝撃って
こんなもんかしら。
心理描写など、もっと深くてもいいと思うんだけど、全般的に表面的な感じと
いうか、自己完結的というか。
経験したことがないことなのに、経験者以上の「体験談」として、心理面を
含めて語れるのが小説家ではないかと思うのだけれど、ちょっと大げさに
言うと「魂の叫び」みたいなものが感じられないような…。
すいません好みの問題だと思います。
「その日のまえに」 重松 清 ★★★
微妙にずれているのか。
絶賛されているらしい連作短編集ですが、しかもテーマが「死」
で、逝く人、残される人、そして再生という私の大好きなテーゼ
であるにもかかわらず、悪くはないんだけどどうもいまひとつ
ぴんと来ないと言うか、物足りないと言うか…。
強いて言えば、ちょっときれい過ぎる感じかなぁ。
たとえば、夫と子供を残して逝った妻が残したたった一言だけの手紙、
それはとてもいいと思うのだけれど、それを受け取った夫の衝撃って
こんなもんかしら。
心理描写など、もっと深くてもいいと思うんだけど、全般的に表面的な感じと
いうか、自己完結的というか。
経験したことがないことなのに、経験者以上の「体験談」として、心理面を
含めて語れるのが小説家ではないかと思うのだけれど、ちょっと大げさに
言うと「魂の叫び」みたいなものが感じられないような…。
すいません好みの問題だと思います。
「その日のまえに」 重松 清 ★★★
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