本はごはん。
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この著者の本はほんとに外れがなくて、安心して読めます。
インタビューを元に構成されたノンフィクション・コラム。
淡々と生きる、もう老境に入った職人。
落選に次ぐ落選を重ね、少し疲れながらも夢を追い続ける人。
癌を患いながらも明るく生きる人など、21通りの人生の断片が掬い上げられて
います。
とにかく文章が上手い。個人的には、沢木耕太郎の文章を想起します。
平易な言葉で、長すぎず簡潔な、そして体温を感じる文章。
取り上げられているのも特別な人たちではなく本当に普通の人たちで
そして「ノンフィクション」ですから感動の結末やオチがあるわけでも
ありません。
それでも心に残るのは、その人の人生を切り取る著者の目線の暖かさ故ではないかと思います。
個人的には算数の先生の話がとても良かったです。私もこんな先生と巡り会えていたら
これほどの数学嫌いにならなくてすんだんじゃないかと…(責任転嫁)。
ふと、この著者が私をインタビューするとしたら、私の「どこ」もしくは「なに」に興味を
ひかれるんだろうか?
そしてどんな風に私の人生を掬い上げてくれるんだろうか?
そしてそれを読んだ私はどんな風に感じるんだろうか?
なんてことを思いました。
「胸の中にて鳴る音あり」 上原 隆 ★★★★
インタビューを元に構成されたノンフィクション・コラム。
淡々と生きる、もう老境に入った職人。
落選に次ぐ落選を重ね、少し疲れながらも夢を追い続ける人。
癌を患いながらも明るく生きる人など、21通りの人生の断片が掬い上げられて
います。
とにかく文章が上手い。個人的には、沢木耕太郎の文章を想起します。
平易な言葉で、長すぎず簡潔な、そして体温を感じる文章。
取り上げられているのも特別な人たちではなく本当に普通の人たちで
そして「ノンフィクション」ですから感動の結末やオチがあるわけでも
ありません。
それでも心に残るのは、その人の人生を切り取る著者の目線の暖かさ故ではないかと思います。
個人的には算数の先生の話がとても良かったです。私もこんな先生と巡り会えていたら
これほどの数学嫌いにならなくてすんだんじゃないかと…(責任転嫁)。
ふと、この著者が私をインタビューするとしたら、私の「どこ」もしくは「なに」に興味を
ひかれるんだろうか?
そしてどんな風に私の人生を掬い上げてくれるんだろうか?
そしてそれを読んだ私はどんな風に感じるんだろうか?
なんてことを思いました。
「胸の中にて鳴る音あり」 上原 隆 ★★★★
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