本はごはん。
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安定感があって、基本的に安心して読める著者でありますが、
今回ちょっと、表現としてくどい感じがあるかなぁ…。
「青い鳥」というある意味定番のテーマを扱う場合、どうしても筆力が
求められると思うのですが、あまりにきれいに落ちをつけてしまうと
嘘っぽくというか絵空事になってしまうし、
それを避けるためにあえて「個人的逡巡」を丁寧に描いていて、
そのあたりがちょっとくどく感じてしまうのかもしれません。
銀行に辞表をたたきつけてタクシードライバーになった主人公が、
「あそこでああしていたら」とか「あのとき会社を辞めていたら」とか
「そもそも学生時代に野球を続けていたら」とか、『あり得たかもしれない未来』を
思い描いていきますが、
個人的に、私はそんな風に思ったことが殆どないので、そう思う気持ちを「理解」は出来ても
個人的体験を伴う感情に還元できないのですが、
なんというか、「40代のおじさんの自分探し」みたいな感もあって、この著者はサラリーマンを
描かせたら秀逸ですね。悪くないと思います。
「あの日にドライブ」 荻原 浩★★★
今回ちょっと、表現としてくどい感じがあるかなぁ…。
「青い鳥」というある意味定番のテーマを扱う場合、どうしても筆力が
求められると思うのですが、あまりにきれいに落ちをつけてしまうと
嘘っぽくというか絵空事になってしまうし、
それを避けるためにあえて「個人的逡巡」を丁寧に描いていて、
そのあたりがちょっとくどく感じてしまうのかもしれません。
銀行に辞表をたたきつけてタクシードライバーになった主人公が、
「あそこでああしていたら」とか「あのとき会社を辞めていたら」とか
「そもそも学生時代に野球を続けていたら」とか、『あり得たかもしれない未来』を
思い描いていきますが、
個人的に、私はそんな風に思ったことが殆どないので、そう思う気持ちを「理解」は出来ても
個人的体験を伴う感情に還元できないのですが、
なんというか、「40代のおじさんの自分探し」みたいな感もあって、この著者はサラリーマンを
描かせたら秀逸ですね。悪くないと思います。
「あの日にドライブ」 荻原 浩
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