本はごはん。
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これも芥川賞受賞作なんですよねぇ…。うーん…。
3編の短編が収められていますが、どれも夫婦について描かれています。
表題にもなっている最初の短編は「離婚」について描かれているのですが、
この離婚に至る経緯というかふたりの関係の変遷というか、
お互いにどんどん(心情も含め)すれ違い、ボタンの掛け違いが延々続き
なすすべなく崩壊してしまう、ということは確かにあることだとは思います。
しかし主人公30歳。この設定でこの内容は、あまりに幼すぎてちょっと
どうなのかしら、というのが正直なところ。しかしそれはまあ小説なので
いいとしても、
著者が言いたかったことが最後の2行なのだとしたら、そのために書かれ
たものだとしたら、これじゃはっきり言って物足りない。
なにより読後にこちらの胸に「ずしん」と残るものがない。
きっと好みの問題なのだとおもいますすいません。
たまに鋭い言葉が出てくるので、期待したいと思うのですが。
「八月の路上に捨てる」 伊藤 たかみ ★★
3編の短編が収められていますが、どれも夫婦について描かれています。
表題にもなっている最初の短編は「離婚」について描かれているのですが、
この離婚に至る経緯というかふたりの関係の変遷というか、
お互いにどんどん(心情も含め)すれ違い、ボタンの掛け違いが延々続き
なすすべなく崩壊してしまう、ということは確かにあることだとは思います。
しかし主人公30歳。この設定でこの内容は、あまりに幼すぎてちょっと
どうなのかしら、というのが正直なところ。しかしそれはまあ小説なので
いいとしても、
著者が言いたかったことが最後の2行なのだとしたら、そのために書かれ
たものだとしたら、これじゃはっきり言って物足りない。
なにより読後にこちらの胸に「ずしん」と残るものがない。
きっと好みの問題なのだとおもいますすいません。
たまに鋭い言葉が出てくるので、期待したいと思うのですが。
「八月の路上に捨てる」 伊藤 たかみ ★★
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