本はごはん。
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みをつくし料理帖シリーズです。
「八朔の雪」 「花散らしの雨」と続いて、 シリーズも3作目となり、
硬さみたいなものがずいぶん和らいで、こなれてきたように感じます。
日本人が忘れてきている「誠実さ」とか「(良い意味での)愚直さ」
とか「人情」とか、そういったものを思い起こさせてくれます。
その「人情」も(前にも書きましたが)ただ優しいだけの人情では
なくて、厳しさも併せ持ったものとして描かれているのが良いですね。
「料理」というテーマを時代小説の中心に据えた事もとてもいいと
思うのですが、この作品は、続けようと思えばいくらでも続けられる
と思うのです。どうやって終幕へ持っていくのか興味があります。
売れるからって、不必要に引っ張らないで欲しいなぁ(特に編集者)。
本編を無理に引っ張るより、サイドストーリィでの展開とかも面白のではないかと思うのですが。
「想い雲―みをつくし料理帖」 高田 郁 ★★★
「八朔の雪」 「花散らしの雨」と続いて、 シリーズも3作目となり、
硬さみたいなものがずいぶん和らいで、こなれてきたように感じます。
日本人が忘れてきている「誠実さ」とか「(良い意味での)愚直さ」
とか「人情」とか、そういったものを思い起こさせてくれます。
その「人情」も(前にも書きましたが)ただ優しいだけの人情では
なくて、厳しさも併せ持ったものとして描かれているのが良いですね。
「料理」というテーマを時代小説の中心に据えた事もとてもいいと
思うのですが、この作品は、続けようと思えばいくらでも続けられる
と思うのです。どうやって終幕へ持っていくのか興味があります。
売れるからって、不必要に引っ張らないで欲しいなぁ(特に編集者)。
本編を無理に引っ張るより、サイドストーリィでの展開とかも面白のではないかと思うのですが。
「想い雲―みをつくし料理帖」 高田 郁 ★★★
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