本はごはん。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
読後、「ああ、白石作品だなぁ」と思います。
50近くになって片や癌を患い、片やうつ病を患う幼なじみ。
良くも悪くもそれなりにいろんな経験を積み上げ、来し方行く末に思いを
馳せる年代なんでしょう。
恐らくこのあたりは賛否の分かれるところなのかもしれませんが、日常の
何気ない会話やディティールからも、「死」や「生」について模索する
姿が描かれており、
つまり大上段に「死とはなんぞや」と哲学的に語り下ろすのではなく、
日常生活の中で感じたり考えたりする、等身大の「死について」描き出さ
れています。
ドラマティックな展開ではなく、むしろ淡々とした日常ですが、その日常に潜む、日常と
隣り合わせの「生」とか「死」、そして「人間」について静かな想いが綴られている良書
だと思います。
『おそらく人間は自らの孤独と向きあわなければ、自身の真価を見出すことが
むずかしい生き物なのだ』。
「永遠のとなり」 白石 一文 ★★★
50近くになって片や癌を患い、片やうつ病を患う幼なじみ。
良くも悪くもそれなりにいろんな経験を積み上げ、来し方行く末に思いを
馳せる年代なんでしょう。
恐らくこのあたりは賛否の分かれるところなのかもしれませんが、日常の
何気ない会話やディティールからも、「死」や「生」について模索する
姿が描かれており、
つまり大上段に「死とはなんぞや」と哲学的に語り下ろすのではなく、
日常生活の中で感じたり考えたりする、等身大の「死について」描き出さ
れています。
ドラマティックな展開ではなく、むしろ淡々とした日常ですが、その日常に潜む、日常と
隣り合わせの「生」とか「死」、そして「人間」について静かな想いが綴られている良書
だと思います。
『おそらく人間は自らの孤独と向きあわなければ、自身の真価を見出すことが
むずかしい生き物なのだ』。
「永遠のとなり」 白石 一文 ★★★
PR
この記事にコメントする
category.
new !
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(04/25)
(04/22)
(04/21)
(04/20)
(04/19)
(04/18)
(04/15)
(03/03)
(03/01)
(02/28)
(02/24)
search.
archive.