本はごはん。
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タイトルを見ると、ちょっと怪しげな実用書っぽい雰囲気を感じて
しまいますが、脳の神経生理学から見た「記憶のメカニズム」が、非常に
判りやすく、かつ面白く書かれています。
タイトルにある「記憶力を強くする」という How to を期待するとちょっと
外すかもしれませんが、そんなのどうでもいいくらい面白い。
「記憶」をキーワードに、海馬を中心とする脳の記憶機能、そこに付随する
シナプスをはじめとする記憶組織、夢との関連、そしてそもそも記憶とは
何なのか、脳とコンピューターの相違、などなど。
特筆すべきは、第一線の研究者が、専門用語を駆使するのではなく、
素人にもとても判りやすく説明していることだと思います。
これを読むと脳の研究というのはせいぜいここ100年、しかも重要な発見はここ20~30年の
間に集中しており、最近になってやっといろいろ判ってきたところなんだなぁということが
良くわかります。
この本自体が既に少し前(2001年発行)のものなので、この本の後にも新しい発見が少なからず
あることと思われ、まさに日進月歩のジャンルなのでしょう。
ひとつだけ引用しておくとすれば、
『天才とは、努力が足りない凡人の妄想によって作られた言葉である』。
「記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」 池谷 裕二 ★★★★
しまいますが、脳の神経生理学から見た「記憶のメカニズム」が、非常に
判りやすく、かつ面白く書かれています。
タイトルにある「記憶力を強くする」という How to を期待するとちょっと
外すかもしれませんが、そんなのどうでもいいくらい面白い。
「記憶」をキーワードに、海馬を中心とする脳の記憶機能、そこに付随する
シナプスをはじめとする記憶組織、夢との関連、そしてそもそも記憶とは
何なのか、脳とコンピューターの相違、などなど。
特筆すべきは、第一線の研究者が、専門用語を駆使するのではなく、
素人にもとても判りやすく説明していることだと思います。
これを読むと脳の研究というのはせいぜいここ100年、しかも重要な発見はここ20~30年の
間に集中しており、最近になってやっといろいろ判ってきたところなんだなぁということが
良くわかります。
この本自体が既に少し前(2001年発行)のものなので、この本の後にも新しい発見が少なからず
あることと思われ、まさに日進月歩のジャンルなのでしょう。
ひとつだけ引用しておくとすれば、
『天才とは、努力が足りない凡人の妄想によって作られた言葉である』。
「記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方」 池谷 裕二 ★★★★
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