本はごはん。
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遺稿、のようですね。
なんと切ないタイトルか。
妻を失った深い哀しみが端的に表れていると思います。
妻との出会いから別れまで。決して文章量は多くないんですが、たとえば
冒頭の短いエピソードで、著者の愛した妻の性格が見事に表現されて
いたり、薄い本でありながらその人物描写やふたりの関係が詰まっています。
もう何十年も前のふたりの出会いを著者はこう語る。
「天から妖精が落ちてきた」と。
その出会いの時の想いを忘れずに、いっしょに歳を重ねていける相手に
出会えるということは何と幸せなことであろうと思うのと同時に、
その幸せに奢ることなく、寄り添い愛を育てていく努力を忘れてはいけないのだろうと思います。
抑制したのか、はたまた妻に対する想いに集約したのか、恐らく書かれていないことがたくさん
あるのだろうなと思うのです。幸せとか本当の愛とか、そういうものは降ってくるものではなく、
自分(たち)で創り上げるしかないのだから。
どこまで思いを馳せることが出来るか。それも読書の醍醐味でしょう。
「そうか、もう君はいないのか」 城山 三郎 ★★★★
なんと切ないタイトルか。
妻を失った深い哀しみが端的に表れていると思います。
妻との出会いから別れまで。決して文章量は多くないんですが、たとえば
冒頭の短いエピソードで、著者の愛した妻の性格が見事に表現されて
いたり、薄い本でありながらその人物描写やふたりの関係が詰まっています。
もう何十年も前のふたりの出会いを著者はこう語る。
「天から妖精が落ちてきた」と。
その出会いの時の想いを忘れずに、いっしょに歳を重ねていける相手に
出会えるということは何と幸せなことであろうと思うのと同時に、
その幸せに奢ることなく、寄り添い愛を育てていく努力を忘れてはいけないのだろうと思います。
抑制したのか、はたまた妻に対する想いに集約したのか、恐らく書かれていないことがたくさん
あるのだろうなと思うのです。幸せとか本当の愛とか、そういうものは降ってくるものではなく、
自分(たち)で創り上げるしかないのだから。
どこまで思いを馳せることが出来るか。それも読書の醍醐味でしょう。
「そうか、もう君はいないのか」 城山 三郎 ★★★★
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