本はごはん。
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うーん。
池永作品を読む度に思うんですが、この著者、何かを持ってる。
それは確かだと思う。
そう思うんだけど、それがいつも作品に表現されきってない。
そんな、なんとも歯がゆいような気がするのです。
これは沖縄を舞台にした恋愛小説ですが、正直なところ沖縄の持つ哀しみ、
あの底抜けに明るい太陽の影が実はどれほど暗いものなのか、いまひとつ
表現し切れていないような、ここにあるのはちょっと表層的なような。
内地(ヤマト)の身勝手さは、主人公の女性の身勝手さに表現しているの
かなぁとも思うのだけれど。
結局著者は、「沖縄を舞台にした恋愛」を描きたかったのか「恋愛を通して沖縄」を描き
たかったのか。どっちにしてもちょっと中途半端なような…。
「沖縄」のようなそれ自身が強力なネタの場合、相当な覚悟と想いとテクニックが要ると
思うのです。どれかが致命的に欠けている、とは思いませんが、いずれにしてももう一声。
是非。
「でいごの花の下に」 池永 陽 ★★★
池永作品を読む度に思うんですが、この著者、何かを持ってる。
それは確かだと思う。
そう思うんだけど、それがいつも作品に表現されきってない。
そんな、なんとも歯がゆいような気がするのです。
これは沖縄を舞台にした恋愛小説ですが、正直なところ沖縄の持つ哀しみ、
あの底抜けに明るい太陽の影が実はどれほど暗いものなのか、いまひとつ
表現し切れていないような、ここにあるのはちょっと表層的なような。
内地(ヤマト)の身勝手さは、主人公の女性の身勝手さに表現しているの
かなぁとも思うのだけれど。
結局著者は、「沖縄を舞台にした恋愛」を描きたかったのか「恋愛を通して沖縄」を描き
たかったのか。どっちにしてもちょっと中途半端なような…。
「沖縄」のようなそれ自身が強力なネタの場合、相当な覚悟と想いとテクニックが要ると
思うのです。どれかが致命的に欠けている、とは思いませんが、いずれにしてももう一声。
是非。
「でいごの花の下に」 池永 陽 ★★★
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