本はごはん。
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映画でもTVドラマでもなく、芝居。小さな小屋(ハコ)で是非やって
もらいたい。
田村役は誰がいいかなぁと思った次の瞬間、二瓶役が鍵だな、と思う。
卒業して28年目の同窓会。再度顔を合わせるのも28年ぶり。みんな40歳。
荒天により到着の遅れている「田村」を待っている同級生たち。それぞれの
視点で連作が進んでいきます。
田村はなかなかやって来ず、その間、彼を待つ5人の、卒業後それぞれに
背負ったものやなくしたものが展開されていきます。
そして田村を待ち続ける。
つまり彼らが待っている田村は「田村そのもの」であると同時に、
「彼らにとっての田村」、小学校6年生の時の田村の言葉を確認したいがため
なのではないだろうか。
特筆すべきはタイトルの付けかた。表題もそうですが、2編目の「パンダ全速力」。
このセンスにはちょっと唸ってしまう。
そして。
「彼女」のことを著者は何故「かのじょ」と表記するのか、しばらく考えてみようと思う。
「田村はまだか」 朝倉 かすみ ★★★
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