本はごはん。
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短編集です。
どれも部屋の中のお話。
心理描写が上手いですね。特に、本のタイトルにもなっている2編目。
恋の始まりに戸惑い疑い期待し不安になる女性心理を、ぎりぎりの文章で
上手く表現していると思います。
この著者、「イトウの恋」 にしても、「冠・婚・葬・祭」にしても、
そしてこの本にしても、『シチュエーション作家』と言いたくなりますが、
それは他の作品を読んでからにしましょう。
そして、どれも悪くないのですが、なんとなくもう一声というか、
もうちょっと読み応えを、と思ってしまうのは活字中毒者の欲でしょうか。
この著者の短編は、良くも悪くも読み易すぎるように感じてしまうので
あります。
もうすこし毒があったり、ずっしりと残ったり、喉の奥に刺さった魚の小骨のような、
そんな読後感を残すものを、長編でもいいので、もうすこしどっしりしたものを所望したい。
「さようなら、コタツ」 中島 京子 ★★★
どれも部屋の中のお話。
心理描写が上手いですね。特に、本のタイトルにもなっている2編目。
恋の始まりに戸惑い疑い期待し不安になる女性心理を、ぎりぎりの文章で
上手く表現していると思います。
この著者、「イトウの恋」 にしても、「冠・婚・葬・祭」にしても、
そしてこの本にしても、『シチュエーション作家』と言いたくなりますが、
それは他の作品を読んでからにしましょう。
そして、どれも悪くないのですが、なんとなくもう一声というか、
もうちょっと読み応えを、と思ってしまうのは活字中毒者の欲でしょうか。
この著者の短編は、良くも悪くも読み易すぎるように感じてしまうので
あります。
もうすこし毒があったり、ずっしりと残ったり、喉の奥に刺さった魚の小骨のような、
そんな読後感を残すものを、長編でもいいので、もうすこしどっしりしたものを所望したい。
「さようなら、コタツ」 中島 京子 ★★★
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