本はごはん。
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なかなか面白かったです。
もともとは「通い婚」時代が長かった日本ですが、武家社会になって
男性が「家」を継ぐ風習となり、「家」つまり「経営」継承のための
「お世継ぎ」施策を中心に、主に江戸時代の文化や統治システムの
一端を紹介しています。
ただ、同じ江戸時代であっても、武家は長男が家督相続、しかし商家では
娘に働き者の婿をとって相続、というのが一般的であったなど、とにかく
江戸時代の様々なことが羅列されてる、というのが正直な印象。
つまり、構成のしかたに難があるというか、話はあちこちに飛んで飛んだまま
帰ってこず、江戸時代についての散文を読んでいるかのような印象を受けます。
このタイトルで出すなら「お世継ぎの作り方と統治システム」について、もっちゃんと纏めて
体系立てて展開して欲しかったようにおもいます。
また、ときどき「えっ?」とおもう日本語(特に接続詞や助詞)があって、たびたび読書の
リズムを乱される。
あと、断定表現が多いんですが、そう断定するにはいささか根拠提示が薄いのでは…
と思うところも数カ所。
まあ、江戸時代についての雑学、という風に思えば面白いんですけどね。
せっかくのネタなので、ちゃんとまとめ上げればもっと面白いんじゃないかと
思うんですけれども。
「お世継ぎのつくりかた 大奥から長屋まで 江戸の性と統治システム」 鈴木 理生 ★★★
もともとは「通い婚」時代が長かった日本ですが、武家社会になって
男性が「家」を継ぐ風習となり、「家」つまり「経営」継承のための
「お世継ぎ」施策を中心に、主に江戸時代の文化や統治システムの
一端を紹介しています。
ただ、同じ江戸時代であっても、武家は長男が家督相続、しかし商家では
娘に働き者の婿をとって相続、というのが一般的であったなど、とにかく
江戸時代の様々なことが羅列されてる、というのが正直な印象。
つまり、構成のしかたに難があるというか、話はあちこちに飛んで飛んだまま
帰ってこず、江戸時代についての散文を読んでいるかのような印象を受けます。
このタイトルで出すなら「お世継ぎの作り方と統治システム」について、もっちゃんと纏めて
体系立てて展開して欲しかったようにおもいます。
また、ときどき「えっ?」とおもう日本語(特に接続詞や助詞)があって、たびたび読書の
リズムを乱される。
あと、断定表現が多いんですが、そう断定するにはいささか根拠提示が薄いのでは…
と思うところも数カ所。
まあ、江戸時代についての雑学、という風に思えば面白いんですけどね。
せっかくのネタなので、ちゃんとまとめ上げればもっと面白いんじゃないかと
思うんですけれども。
「お世継ぎのつくりかた 大奥から長屋まで 江戸の性と統治システム」 鈴木 理生 ★★★
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