本はごはん。
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この著者の作品は初めてです。作家自体、知らなかった。
驚いた。
被爆体験のないこの著者が描き出す被爆文学は、戦争体験を持たない
古処誠二が見事な戦争文学を著しているのと同様、完成度がものすごく高い。
6編の短編からなっていますが、どれもテーマは「信仰と苦難」では
ないかと。
苦難のベースには原爆という「非日常」の苦難があり、そしてそれぞれに
肉欲に振り回される苦難であったり子供を亡くした苦難であったり、愛憎で
あったり、つまりは「日常の苦難」。
それらの「苦悩」に対し「祈り(信仰)」は、固まったり揺れ動いたり、
疑ったりそして失ったり。
特に最後の作品がとても深い。この主人公の省察には、とても考えさせられるものが
あります。
真っ当な小説。著者買いリスト入り決定。
「爆心」 青来 有一 ★★★★★
驚いた。
被爆体験のないこの著者が描き出す被爆文学は、戦争体験を持たない
古処誠二が見事な戦争文学を著しているのと同様、完成度がものすごく高い。
6編の短編からなっていますが、どれもテーマは「信仰と苦難」では
ないかと。
苦難のベースには原爆という「非日常」の苦難があり、そしてそれぞれに
肉欲に振り回される苦難であったり子供を亡くした苦難であったり、愛憎で
あったり、つまりは「日常の苦難」。
それらの「苦悩」に対し「祈り(信仰)」は、固まったり揺れ動いたり、
疑ったりそして失ったり。
特に最後の作品がとても深い。この主人公の省察には、とても考えさせられるものが
あります。
真っ当な小説。著者買いリスト入り決定。
「爆心」 青来 有一 ★★★★★
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