本はごはん。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
えーと。ミステリでした。いやこの著者はミステリ作家だということは
もちろん知っていましたが、「ボトルネック」や「犬はどこだ」などを
読む限り、
ミステリという器を使ってはいるものの、それは日常の延長線上にある謎で
あったり、ひとの心の繊細な機微だとか、そういったものが描かれている
ところにとても興味を持っていたのであります。
しかしこの作品はミステリど真ん中でありました。
この作品は、極限状態に追い込まれながらも派閥を組まずにはいられな
かったり、自分のポジションを有意に保つことに苦心したりする人間の性
みたいなものなどがよく表現されていおり、
かつミステリとしても「上手くできてるなぁ」というのが正直な感想であります。
しかしながら。これは「ミステリ大好き」と「普段あんまりミステリ読まない」ひととでは
相当読後感が違うのではないかと。つまりはミステリの大作に対するオマージュなのか、
有名どころのミステリが絡められていたりします。
そして。ミステリ嫌いというわけではないけれど、最初にその環境設定やら登場人物やらを
覚えなきゃいけないのがちょっと面倒なのと、謎解きそのものよりも心理的なものであったり
著者の信念的なものやメッセージ性を感じられるものの方を、私は好むようです。
「インシテミル」 米澤 穂信 ★★★
もちろん知っていましたが、「ボトルネック」や「犬はどこだ」などを
読む限り、
ミステリという器を使ってはいるものの、それは日常の延長線上にある謎で
あったり、ひとの心の繊細な機微だとか、そういったものが描かれている
ところにとても興味を持っていたのであります。
しかしこの作品はミステリど真ん中でありました。
この作品は、極限状態に追い込まれながらも派閥を組まずにはいられな
かったり、自分のポジションを有意に保つことに苦心したりする人間の性
みたいなものなどがよく表現されていおり、
かつミステリとしても「上手くできてるなぁ」というのが正直な感想であります。
しかしながら。これは「ミステリ大好き」と「普段あんまりミステリ読まない」ひととでは
相当読後感が違うのではないかと。つまりはミステリの大作に対するオマージュなのか、
有名どころのミステリが絡められていたりします。
そして。ミステリ嫌いというわけではないけれど、最初にその環境設定やら登場人物やらを
覚えなきゃいけないのがちょっと面倒なのと、謎解きそのものよりも心理的なものであったり
著者の信念的なものやメッセージ性を感じられるものの方を、私は好むようです。
「インシテミル」 米澤 穂信 ★★★
PR
この記事にコメントする
category.
new !
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(04/25)
(04/22)
(04/21)
(04/20)
(04/19)
(04/18)
(04/15)
(03/03)
(03/01)
(02/28)
(02/24)
search.
archive.