本はごはん。
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この作家の作品は初めて読みましたが、とても文章が上手い作家ですね。
真っ当で読みやすい文章というのは、実は結構難しいものであると思う。
探偵物の連作ですが、タイトルにもあるとおりそういう組織の方々と
密接に関係しながら、いろんな事件…というよりトラブルに巻き込まれて
いきます。
この探偵が決してカッコイイわけではないところが魅力のひとつ。
そしてこの探偵をとりまく人たちの人物描写がよくできていて、例えば
最初の話では単なる嫌なヤツだった刑事の全く違う一面を、続く話の
なかで無理のない構成で展開していたり、人間の多面性みたいなものが
上手く現れています。
どの短編も結末はもちろん、パターンも全く違っていてとても楽しめます。
1点だけ挙げるとしたら、主人公である探偵の背景や原点心理みたいなものを、チラ見せでも
いいから出して欲しかったかも。
でもエンターテインメント小説としてかなり上質な作品だと思います。
「恋する組長」 笹本 稜平 ★★★
真っ当で読みやすい文章というのは、実は結構難しいものであると思う。
探偵物の連作ですが、タイトルにもあるとおりそういう組織の方々と
密接に関係しながら、いろんな事件…というよりトラブルに巻き込まれて
いきます。
この探偵が決してカッコイイわけではないところが魅力のひとつ。
そしてこの探偵をとりまく人たちの人物描写がよくできていて、例えば
最初の話では単なる嫌なヤツだった刑事の全く違う一面を、続く話の
なかで無理のない構成で展開していたり、人間の多面性みたいなものが
上手く現れています。
どの短編も結末はもちろん、パターンも全く違っていてとても楽しめます。
1点だけ挙げるとしたら、主人公である探偵の背景や原点心理みたいなものを、チラ見せでも
いいから出して欲しかったかも。
でもエンターテインメント小説としてかなり上質な作品だと思います。
「恋する組長」 笹本 稜平 ★★★
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