本はごはん。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「君の名残を」がとても良い作品であったので、他の作品もと思って
手に取ったのが本書であります。
正直、あまり期待していなかったのであります。が。
姉と妹。いつの間にか開いてしまった心の距離。上手く言えない葛藤。
時にそれは、自分自身への苛立ちを相手に転嫁してしまったものである
ことに薄々気付きながらも、どうにも縮められない距離。
いくつかの死を乗り越え、姉妹という関係を再生していくというものです。
はっきり言って、地味なストーリィです。特に「君の名残を」の
あとに読むにはかなり地味なストーリィです。
しかしこれがきっちり読ませる。
それは、基本的には姉の視点で進むストーリィに、妹の(ラジオの)DJ を
定期的に挟むことによって、妹側の想いをかいま見せつつ全体にリズム感を
出す構成と、そして何より、文章の巧みさ、によるものだと思う。
本当にこの著者の文章の巧みさは特筆ものだと思う。著者買いリストに入れてもいいかも。
「北緯四十三度の神話」 浅倉 卓弥 ★★★
手に取ったのが本書であります。
正直、あまり期待していなかったのであります。が。
姉と妹。いつの間にか開いてしまった心の距離。上手く言えない葛藤。
時にそれは、自分自身への苛立ちを相手に転嫁してしまったものである
ことに薄々気付きながらも、どうにも縮められない距離。
いくつかの死を乗り越え、姉妹という関係を再生していくというものです。
はっきり言って、地味なストーリィです。特に「君の名残を」の
あとに読むにはかなり地味なストーリィです。
しかしこれがきっちり読ませる。
それは、基本的には姉の視点で進むストーリィに、妹の(ラジオの)DJ を
定期的に挟むことによって、妹側の想いをかいま見せつつ全体にリズム感を
出す構成と、そして何より、文章の巧みさ、によるものだと思う。
本当にこの著者の文章の巧みさは特筆ものだと思う。著者買いリストに入れてもいいかも。
「北緯四十三度の神話」 浅倉 卓弥 ★★★
PR
この記事にコメントする
category.
new !
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(07/23)
(04/25)
(04/22)
(04/21)
(04/20)
(04/19)
(04/18)
(04/15)
(03/03)
(03/01)
(02/28)
(02/24)
search.
archive.