bookshelf 『東京駅物語』 北原亞以子 忍者ブログ
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681b1d61.png  東京駅を舞台にした連作です。が。

 東京駅が「中央停車場」という名前だった時から終戦までのあいだ、そこで
 出会ったりすれ違ったりした人々のドラマでありますが、うーん。
 
 悪くはないんですけどね。好みの問題かな…。
 なんというか登場人物の台詞とか心情描写が、甘いというか浅いというか、
 「迫ってこない」ように感じる。

 こう、人々の「哀しみ」とか「慟哭」みたいなものが、表現されきってない
 というか、表面的な表現というか。従って深みが感じられないというか。

 素材としても、そして明治から昭和の戦後まで「時」を連ねたこともとても
 良いと思うだけに、ちょっと残念かも。


東京駅物語」 北原 亞以子 ★★
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