bookshelf 『走るジイサン』 池永 陽 忍者ブログ
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31070811.jpg  歳を取れば、悩みだの苦労だのといったモノから解放されるものかと思えば、
 いやそうあって欲しいと思っていますがなかなか現実はそうはいかない
 らしい。

 それよりも「年寄りならではの苦労、悩み」というものが発生してくるわけ
 ですね。

 この主人公のじいさんは、ある日突然、頭の上にサルが乗っていることに
 気づきます。このじいさんがいつの間にか頭の上に乗っているサルの存在を
 受け入れてしまったように、
 
 歳を取ると言うことはなんともみっともなく哀しいことであるけれども、
 それもこれもひっくるめて引き受けていかなければならないんだ、本人も
 周りの人たちも。

 ということなのかもしれません。

 私もいつの日か、頭の上にサルを乗せることになるのかもしれません。


 「走るジイサン」 池永 陽 ★★★
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