bookshelf 「夫と妻のための新・専業主婦論争 」 中公新書ラクレ編集部 忍者ブログ
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02148558.jpg  いやもう面白いの何のって。

 サラリーマンの三大不良債権のひとつとまで言われている「専業主婦」に
 関する様々な論説がいっぺんに読めます(夫の溜息も)。
 (サラリーマンの三大不良債権=マイホーム、子供、専業主婦、らしい)

 中には、「子供の健やかな成長のために主婦は家庭にいるべき
 (=専業主婦たるべき)で、健全で明るく楽しい家庭を築くために、
 主婦はなるべく外出も控えよう」って、おいおいオッサンそんなこと
 言って大丈夫なのこれって3〜40年前に書かれたヤツかしらと思って

 文末見たらなんと1998年でしかも(現在はわかんないけど)当時
 れっきとした大学の教授で、

 さらにこれにとどまらず、「私の説に反論する権利があるのは、公共の場で自説を展開し
 明確にしている人のみ」と、もうこれでもかこれでもかでのけぞりまくったり、

 専業主婦国家謀略論を叫ぶひともいれば、経済面から分析する人もいて石原里紗氏の例の
 「ふざけんな専業主婦!」も入ってるし、結構楽しめます。

 個人的には山田昌弘氏の分析が実情に近いんじゃないかと思います。
 しかしいつも思うんですが、世間の「専業主婦」ってくくり方自体が、相当乱暴なんじゃ
 ないんですかね。


夫と妻のための新・専業主婦論争 」 中公新書ラクレ編集部 ★★★
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