bookshelf 『蝶のゆくえ』 橋本 治 忍者ブログ
本はごはん。
[49]  [48]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41]  [40]  [39
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

32007131.JPG<br />  その昔、『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』を読んで激しい衝撃を受け、
 この著者の作品を片っ端から読み倒したのは確か学生時代だったか。
 好きな作家、を通り越して、この人は天才だと思っております。

 で、この「蝶のゆくえ」ですが。
 女とは? 妻とは? 母親とは? 家とは?
 前回、前々回と書いた(なんか引きずってるみたいに取られそうですね)
 「女という病」を文学として昇華するとこうなるのだな、という小説集です。
 短編集ですが、どれも長編としても充分扱えるテーマで、それをテンポ良く
 凝縮して展開されています。
 
 ま、いつもの通りちょっとくどいかな、と思うところもないではないですが。
 やっぱり天才だと思います。
 
 
 「蝶のゆくえ」 橋本 治 ★★★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
bar code.
search.
※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【もなか】  Powered by NinjaBlog