bookshelf 『物語チェコの歴史―森と高原と古城の国』 薩摩秀登 忍者ブログ
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41FNPDFYYZL.jpg  チェコの歴史です。
 
 教科書のようにチェコの歴史を淡々と解説するのではなく、時代ごとに
 切り取って一人の人物にフォーカスすることにより、その時代のチェコを
 描き出しています。

 しかし複雑ですねこの国の歴史。それをよくここまで纏めたなぁ、という
 のが素直な感想です。プラハの春を初めとする近年の動向について、
 もうちょっと紙面を取って貰えると良かったんですが、そこまで詰め込む
 には新書ではちょっと難しいかも。

 良くも悪くも四方を海に囲まれていて、1,000年近く他民族の威力に
 さらされることのなかった島国の住民から見ると、地続きかつ他民族
 という状況は、リアルには想像しにくいものであるなぁと思います。

 プラハの地図を眺めながら読むと楽しいですね。


物語チェコの歴史―森と高原と古城の国」 薩摩 秀登 ★★★★
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