bookshelf 『バイオリニストは目が赤い』 鶴我裕子 忍者ブログ
本はごはん。
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41g251n2shL._SX230_.jpg<br />  正直に白状しますと、まーったく期待してなかったのですこの本。
 しかし。
 面白いじゃないか…。

 NHK交響楽団で長いこと(30年超?)バイオリンを弾き、世界の著名な
 音楽家と共に音楽を作ってきた著者によるエッセイですが、

 楽器を奏でることができなくても、オーケストラのことも有名な指揮者も
 なにも知らなくても楽しめると思います。

 オーケストラというと何というか、ちょっと近寄りがたい雰囲気というか
 自分とは別世界の人たちのような気がしていましたが、

 「N響」のことを「N狂」と表現していたり、指揮者とオケの演奏者との
 ビミョーな関係とか、オーケストラの舞台裏があっけらかんと語られていて楽しいです。

 後半はディスクガイドにもなっていて、ちょっと聴いてみようかなという気にもさせて
 くれて、とにかく楽しい1冊でありました。


バイオリニストは目が赤い」 鶴我 裕子 ★★★
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