本はごはん。
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シニカルを装って逃げるのではなく、見なかったふりをするのでもなく、
ユーモアを交えながら、時としてそのユーモアが辛辣な皮肉にもなっている。
雑誌『諸君!』に匿名で連載されたものからの抜粋ですが、この30年間に
起きた事ごとに対し、鋭い視線で切り込んでいます。
なかでも繰り返し語られるのは「朝日新聞」に対する憤り。
「今の世に新聞記者はいない。いるのは新聞社員のみである(抜粋)」という
説には、ああなるほど、と素直にうなずいてしまう。やはりジャーナリズムは
とっくの昔に死んでしまった。
しかし著者がこれほどまでに朝日新聞に舌鋒鋭く切り込むのは、
ジャーナリズムの復活を祈っているからなのではないか。
それが絶望的なことであると知りながらも。
闘病中とのこと。快復をお祈りしております。
「完本 紳士と淑女 1980‐2009」 徳岡 孝夫 ★★★★
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