bookshelf 『一九七二年のレイニー・ラウ』 打海 文三 忍者ブログ
本はごはん。
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408316.gif  基本的に恋愛小説はあまり読まないんですが。

 大人の恋愛小説。
 とても乾いた空気を感じる文体ですが、しかしハードな恋愛小説です。

 大人の恋愛ってなんだろう、と考えてみると、それは価値観と価値観の
 ぶつかり合いではないか、と。当然それには「会話」というのが非常に
 重要なキィになりますが。

 楽しいことや辛いこと、おもしろいことや哀しいことなんかをそれなりに
 経験して、そして得た「とりあえずの結論」を「自分の言葉で」語り
 それに「感応」する人同士が恋に落ちるのかなぁ。

 面白いフレーズがたくさん出てきます。
 しかしこの著者も既に亡くなってしまっているんですね。
 残念です。

 
 「一九七二年のレイニー・ラウ」 打海 文三 ★★★★
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