本はごはん。
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恐らく永遠に答えの出ない問いなのではないでしょうか。
しかし答えを求めずはいられないものでもあり。
個人的には「何故死んではいけないのか」というより、
「何故生きて行かなきゃいけないのか」というほうがしっくりくるんですが。
「死」を求めてやまない熱病のような時期を過ぎ、感性を切り捨てたんだか
切り売りしたんだか、いやもともとそんなに大層なものは持ち合わせて
いなかったんだとか思いながらなんとか生き永らえて(と言うほどの年寄り
でもないけど)この齢になってみると、
昨今耳にするような「よく生きる」だの「よく死ぬ」だのそんな贅沢な
余裕はなく、ただただひたすら目の前の厄介ごとをどうにかこうにか
だましだましやり過ごしてきただけという以外のなにものでもなくて、
しかしあたしは何かを探しているんだろうなぁと思う。
何を探しているのかすら判らないけれど。
きっと見つからないのだろうけれど。
哲学的見地に於ける「私」の(時間軸との)定義がとても面白く、また
「何故死んではいけないのか」という問いに対するひとつの回答として、後書きに書かれて
いることがとてもしっくりきました。
「どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?」 中島 義道 ★★★★
しかし答えを求めずはいられないものでもあり。
個人的には「何故死んではいけないのか」というより、
「何故生きて行かなきゃいけないのか」というほうがしっくりくるんですが。
「死」を求めてやまない熱病のような時期を過ぎ、感性を切り捨てたんだか
切り売りしたんだか、いやもともとそんなに大層なものは持ち合わせて
いなかったんだとか思いながらなんとか生き永らえて(と言うほどの年寄り
でもないけど)この齢になってみると、
昨今耳にするような「よく生きる」だの「よく死ぬ」だのそんな贅沢な
余裕はなく、ただただひたすら目の前の厄介ごとをどうにかこうにか
だましだましやり過ごしてきただけという以外のなにものでもなくて、
しかしあたしは何かを探しているんだろうなぁと思う。
何を探しているのかすら判らないけれど。
きっと見つからないのだろうけれど。
哲学的見地に於ける「私」の(時間軸との)定義がとても面白く、また
「何故死んではいけないのか」という問いに対するひとつの回答として、後書きに書かれて
いることがとてもしっくりきました。
「どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?」 中島 義道 ★★★★
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