bookshelf 『片耳うさぎ』 大崎梢 忍者ブログ
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32334330.jpg  小学6年生の女の子が、父親の実家、それも幽霊がでそうな古い大きな
 お屋敷で、結果的に一族の過去を明らかにしていくミステリーです。

 彼女はこの家が恐ろしくて仕方ないんですが、その感覚、確かに自分にも
 あったなぁと思い出します。幼い頃、夏休みによく遊びに行った父親の
 実家は、トイレに行くのも本当に怖かった。

 ふんわりしていてあったかくて悪くないんですが、ちょっと大げさかなぁ。
 とくにラスト近づくにつれ、説明が多すぎる感じがどうしてもしてしまう。

 あと何だろう。何というか、読み物としては読みやすいしほのぼのしてるん
 だけど何か物足りないような気がするのは何だろう。

 やっぱあれかな、「片耳うさぎはもともと家の内にいる」というあたり。
 そのあたりをもう一歩…と思っちゃうのかな。悪くないんですけどね。


片耳うさぎ」 大崎 梢 ★★★
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