bookshelf 『僕は秋子に借りがある-森博嗣自選短編集-』 森博嗣 忍者ブログ
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06276417.jpg  自薦短編集です。
 所々に著者特有の「死」とか「孤独」などが顔を出すんですが、いかんせん
 短編集だからか、ミステリのほうが強く前面に出てきますね。

 これはこの著者の全作品にわたって言えることだと思いますが、
 「あちらがわ」と「こちらがわ」がとてもシームレスで、
 それはとても甘く、危険でしかしとても心地よい酩酊にも似て、

 本能的な恐怖と同時に全てを委ねてしまいたくなるような
 優しい誘惑に満ちているように感じます。

 「キシマ先生の静かな生活」の最後から4行目。
 その意味をもう少し考えてみます。


僕は秋子に借りがある-森博嗣自選短編集-」 森 博嗣 ★★★★
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