bookshelf 『死刑囚最後の一時間』 別冊宝島編集部 忍者ブログ
本はごはん。
[108]  [107]  [106]  [105]  [104]  [103]  [102]  [101]  [100]  [99]  [98
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1c167e1e.jpeg  50人の死刑囚を取りあげているので、個々の事件はさほど深く掘り下げては
 いませんが、事件の概要から裁判、死刑確定日や執行日などがきちんとまとめ
 られており、また拘置所関係者や拘置所(死刑執行場所)を視察した政治家へ
 のインタビュー、逆転無罪となった死刑囚のその後など幅広く取りあげられて
 おり、死刑囚をめぐる全般的な入門書としてはいいんじゃないでしょうか。
 
 ただ個人的には、逆転無罪となった死刑囚のその後を除いて知ってること
 ばかりだったのと、なんかこの本は「死刑廃止論者」が書いているのかしらと
 思われるフシがあり、

 この広くて浅い著述で「死刑廃止か否か」というのはちょっと危険なような
 気がします。

 そういう意味でも「死刑の理由」のほうがぜんぜん上かな、というのが正直なところ。

 
 「死刑囚最後の一時間」 別冊宝島編集部 ★★
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
bar code.
search.
※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【もなか】  Powered by NinjaBlog