bookshelf 『陽だまりの偽り』 長岡 弘樹 忍者ブログ
本はごはん。
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32099005.JPG  日常のミステリの短編集。うーん、悪くないんだけどなぁ。
 どれもほんとに日常の些細なことから展開されているところとか、
 人間関係の機微とかほんと悪くないんだけど、なにか物足りないというか、
 きれいに纏まりすぎてるというか。

 タイトルにもなっているいちばん最初の短編(歳を取ってきて物忘れが
 激しくなってきたじーさんのケース)なんかほんとテーマとしてはすごく
 良いんだけどなんか終わり方もきれい事みたいというか、

 これが初の短編集らしいのですが
 こぢんまりと纏まりすぎててまるで賞狙いで書かれたような気が
 してしまいます。

 「僕の行く道」とか「未来の息子」なんかと似たような感覚。「決して悪くないんだけど…」。

 そしてこの3冊、全て双葉文庫。偶然か。


 「陽だまりの偽り」 長岡 弘樹 ★★★
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