bookshelf 『彼女の命日』 新津 きよみ 忍者ブログ
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75841072.jpg<br />  殺されてしまった女性が、年に一度だけ自分の命日に他人の身体を
 借りてこの世に戻ってくるという連作短編集です。
 
 自分を殺した犯人を追い求めるのかと思えばさにあらず。
 やっぱり「死んだ」という事実が動かし難いモノである以上、
 犯人を捜すよりも愛した人や家族がその後どうなっているのか
 そちらのほうが重要なのかもしれません。

 一年前(の命日)に身体を借りた人がどうなっているかケアするあたりも
 なんか面白いです。

 人間の心の裏や、時とともに変遷する姿とか、コンセプト自体も悪く
 ないと思うんですが、なんというか、もう一声。


彼女の命日」 新津 きよみ ★★★
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