本はごはん。
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現在、写本が1冊しか残っていない(見つかっていない)という古文書から
水戸光圀をはじめとする大名の素顔を追っています。
いちばん面白いのは、本の中でも多くのページを割かれている加賀前田家と
徳川家との駆け引きです。前田利家からの3代にスポットが当たっていますが、
『主君への忠誠』と『家の存続』とに引き裂かれながら、非常に見事な政治力
を発揮しています。
しかし政治としては見事ですが、人間的にはとても哀しいものでもあります。
最後の『本多作左衛門』は、「忠誠心」というものと「為政者のあり方と孤独」
についていろいろ考えさせられます。
政略結婚の本当の恐ろしさ(嫁入りでついてくる乳母とか局とかがみんなスパイ)とか、
赤穂浪士の討ち入りは『殿の遺言』説とか、なかなか面白かったです。
どれももう少し膨らませれば小説にもなるんじゃないかしら、と思いました。
「殿様の通信簿」 磯田 道史 ★★★
水戸光圀をはじめとする大名の素顔を追っています。
いちばん面白いのは、本の中でも多くのページを割かれている加賀前田家と
徳川家との駆け引きです。前田利家からの3代にスポットが当たっていますが、
『主君への忠誠』と『家の存続』とに引き裂かれながら、非常に見事な政治力
を発揮しています。
しかし政治としては見事ですが、人間的にはとても哀しいものでもあります。
最後の『本多作左衛門』は、「忠誠心」というものと「為政者のあり方と孤独」
についていろいろ考えさせられます。
政略結婚の本当の恐ろしさ(嫁入りでついてくる乳母とか局とかがみんなスパイ)とか、
赤穂浪士の討ち入りは『殿の遺言』説とか、なかなか面白かったです。
どれももう少し膨らませれば小説にもなるんじゃないかしら、と思いました。
「殿様の通信簿」 磯田 道史 ★★★
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